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※学パロ有
sk side
俺たちは小学生の時から仲が良かった。
お互いの家にも行ったし
一緒に出かけたりもした。
お互いの事を知り尽くしている。
そう思っていた。
俺の親友は
『阿部亮平』
親友よりどちらかと言うと
相方やシンメの方に近しい。
そんな阿部亮平は___
死んだ
中学生になってから楽しく過ごしていた。
運良くクラスは同じ
“これからも一緒だ。”
そう思っていた。
俺は沢山の新しい友達を作った。
いつしか休み時間も友達と居るようになり
あべちゃんといる時間が減っていった。
その頃ぐらいからだろうか、
“あべちゃんが俺を無視するようになったのは_”
俺らは通学路は同じ
でも彼は俺の数メートル先前を
歩いて行くようになった。
ab 「佐久間おはよっ!」
またある日から以前のように彼は
笑って話しかけてくるようになった。
sk 「、おはよぉー!!阿部ちゃんっ、!」
数日後、夏休みに入った。
俺たちは毎日のように連絡を取り合っていた。
遊んだり、宿題したり、プールに行ったり
沢山のことをした。
時間の流れは早く明日には学校が始まる。
sk『阿部ちゃんー!明日覚えてるー?』
ab『明日って、9月1日?』
sk『そうそう!』
ab『んー、え、何?』
sk 『明日はー学校でぇーす』
ab 『あ、そっか!』
sk『ちょっとやだなー、もっと休みたーい!』
ab『わかるけどね、笑』
sk『じゃっ、”また明日”ー!』
ab『うん、”ばいばい またね”』
sk『はいよー』
この日はこんな会話で終わりを迎えた。
本当に最期の会話になるなんて思ってもいなかった。
でも、なんでこの時気づかなかったのだろうか_
次の日いつも通り学校へ行った。
佐久間さん現在遅刻中です。
やばいです。
sk 「おはようございまーす!!」
先生「おはよう、遅刻だぞー、」
sk 「へーい、ってか阿部ちゃんは?」
先生「今日は休みらしい」
sk 「ふぅーん、」
席に着き阿部ちゃんに連絡をしようと思いメール画面を開く。
メールを送ろうとした時ある文が目に入った。
“_このアカウントは存在しません_”
と
それと同時にニュースが流れてきた。
“𓏸𓏸中学阿部亮平(14)が自宅の部屋で
首を吊った状態で見つかりました。
病院に搬送されましたが、
死亡が確認されました。”
俺は驚きのあまり机で伏せて泣いていた。
数日後葬式参加した。
クラス代表として。
彼は棺桶の中で眠っていた。
血の巡っていない青白い肌で。
俺はどうして気づかなかったのだろうか
相方だったのに
そう考えているうちに葬式は終わっていた。
「14で自殺って、無駄な人生だっただろうに、」
「親が可哀想だな、」
「どれだけ追い込まれていたんだろうね、」
そんな声がって聞こえてきたけど、
そんな事を聞かないように
阿部ちゃんがくれたヘッドホンを付ける。
_俺は小学校の時虐められていた。_
そんな時彼は俺にヘッドホンを付けて
ab『あんなの聞かなくてもいいよ、
佐久間は佐久間だからさ。
気にしたら負けだよ、』
そう言って笑ったあ彼の顔を思い出しながら
また彼に逢えたのなら
ちゃんと謝ってもう離れやしない。
彼が許してくれるような
そんな人生を歩もう_
𝐹𝑖𝑛.
9月1日は学生の自殺がいちばん多い日です。
夏休みが終わり学校が始まる日。
貴方の人生。悔いなく生きましょうね
僕も君も_