テラーノベル
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💙「……は? お前…記憶喪失なの?」
声が裏返る。
❤「そうみたいです……」
少し視線を落とす。
❤「まだ頭が痛むので、少し休ませてもらってもいいですか」
💙「いや、ちょっと待てよ」
ベッドの横に詰め寄る。
❤(いや、近いな…)
💙「マジで言ってんの?」
その目が、明らかに揺れている。
❤(……何そんなに焦ってんだよ)
俺なんか、いなくてもいいんだろ。
代わりなんか、いくらでもいるって言ったくせに。
❤「あの……少し、一人にしてほしいです」
距離を取るように、目を伏せる。
💙「……」
数秒の沈黙。
💙「毎日来る」
❤「え?」
💙「思い出すまで、毎日来る」
❤「いやいや、やめてください」
💙「無理。やめない」
ドアの方へ向かいながら、
💙「じゃあ、また明日な」
扉が閉まる。
静まり返った病室。
❤(うそだろ……)
❤(変な嘘つくんじゃなかったあああ……!)
枕に顔をうずめる。
でも
胸の奥が、少しだけ熱いのは——
気のせいだ。
つづく。
コメント
7件
めっちゃ刺さりました… どうなるのぉ! 責任とってこれからも ゆり組書きやがれください👊😌🫶

とても最高です(≧▽≦)