ー屋敷ー
💄 「はぁ…疲れたぁ」
🍁「あの距離を走り続けるのはさすがにキツイ…」
🍁「住むって決めたのはいいけどさ、こんな汚いとこに住めるの?」
💄「……ちょっとやだ」
🍁「…かといってどこも行けないけどどうしようか」
💄 🍁「うーん……」
どうしようか
💄 「私がメイク屋さんをすればいいんだ!」
🍁「……ベリーってほんとにメイク出来るの?」
💄 「できるよ!ほら!メイク道具!」
本物の高級のメイク道具出てきたんだけど
てかどっから出した
この綺麗なお目目で見られちゃ出来ないでしょとは言えないなぁ…
🍁「じゃあ頑張ってみる?」
💄「うん!」
「でも最初はレミィにしたい」
🍁「私に?大丈夫だよ」
💄「じゃあ髪の毛とかすね!」
🍁「くしも持ってきてたんだ、用意周到だね」
思いのほかベリーは用意周到で、メイクも上手なようだ
💄「完成!やっぱり可愛いなぁ……」
🍁「おぉ…なんか私じゃないみたい」
「こんな綺麗になったの久しぶりだ、ベリーすごいね」
💄「でしょ!」
🍁「じゃあ街へ行こうか!」
💄「うん!」
ー街ー
💄「メイク屋さんやってます!」
「しゃ、しょく」
🍁「初回無料です」
💄「初回無料でーす!」
👤「じゃあお願いするわ、可愛いお嬢ちゃんね」
「お姉ちゃんのお手伝いかしら?」
💄「いえ!私がするんです!」
👤「え!?お嬢ちゃんが?」
🍁「腕は確かなので安心してください」
👤「なら…お願いするわね」
ベリーはスルスルと筆を滑らせどんどんメイクをしていく
こころなしかいつもより楽しそうな顔をしてる
ベリー、こんな顔もできるんだね
💄「でっできました!」
👤「あら…!あなた凄いのね」
💄「ありがとうございます!」
👤「お金、いくらかしら?」
💄「しゃ、初回なので無料です!」
👤「いいえ払いたいの、いくらかしら?」
🍁「じゃあ500円くらいで大丈夫でしょうか」
👤「それだけ?1000円くらいとってもいいくらいよ?」
🍁「…ではそれでお願いします」
👤「はい、またよろしくね」
💄「はい!」
🍁「よかったねベリー」
💄「……うん!」
いまにも泣きそうな顔で返事をした
きっと緊張してたんだろうな
あのお客さんも満足してくれたようだし、ベリーは本当に凄いな
ベリーはメイクの沼にまたまたのめり込んでいった
💄「メイク屋さんやってます!」
🍁「初回無料です」
どんどんとお客さんが集まってきて、ベリーはあわあわしながら対応
レミィはお客さんを列に並ばせ係だった
数時間後……
🍁「おつかれベリー」
💄「つかれた…寝たい」
🍁「じゃあ屋敷戻ろっか」
ベリーは疲れきって今にも倒れそうだ
🍁「今日はどこで寝る?」
💄「あの可愛い扉のお部屋!」
🍁「わかった、そろそろ寝ようか」
「おやすみ」
ー???ー
???「お母様!メイクをしてくれませんか?」
👤「してあげたいのだけれど…今日は体調が優れないの、ごめんなさいアリア」
🔮「わかったわ、また明日お部屋へ向かいますね!」
👤「えぇ、待っているわね」
🔮「お母様!おはようございます!メイクをしてくれませんか!」
👤「……」
🔮「お母様…?」
お母様が倒れている
口から血が大量に出ている
誰がやったの?お母様が何をしたって言うの?
許さない
🔮「お母様、何故私にメイクをしてくれないまま居なくなってしまったのですか」
「なんで、なんでなんでなんでなのですか…!」
👤「アリア、もう0時だけど」
「早く寝ないとお父様に怒られるよ」
🔮「お母様がいないなら、お母様のメイクがないなら」
👤「アリア?」
🔮「お姉様、アリアは生きて行けません」
👤「何を言っているの?早く寝なさい」
「お母様は病気なんだから、しょうがないでしょ」
🔮「お母様お母様お母様お母様お母様お母様」
👤「アリア、聞いてるの!?」
この人達誰だろう
1人はとっても綺麗なお姉さん、もう1人はきれいなお姉さんとは違って汚れているお洋服の人
姉妹でこんなにも違うことなんてあるのかな?
なんだか妹さんとレミィは雰囲気が似てるな、この人にもメイクしてみたい!
妹さんは様子がおかしいけど…大丈夫かな
……そういえばここなんなんだろう
お屋敷?
ー屋敷ー
🍁「ベリー、起きて」
💄「レミィ?」
ぐぅ〜
🍁「お腹すいたでしょ、昨日稼いだお金でなにか買いに行こう」
💄「うん!」
ー街ー
💄「そういえばお母様とチャーリー、どうしてるかな?」
🍁「きっと元気だよ」
なんだこれ
いたずらか?
こんな悪質ないたずらあるかよ
💄「どうしたのかな?」
🍁「何かあったみたい」
ー壁ー
私の名はアリア
お母様を殺した人間を探している
名乗り出ないのならば
皆殺しだ
お話に関係ない話です
フォロワー100人ありがとうございます
コメント
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新しい子が出てきたなぁ! ぽてちゃんフォロワーさん100人おめでとう!!