俺の悩みは影山が解決してくれた。
だから次は、、
「影山、お前が話す番だ」
『あぁ、そうだな、、』
「つーか全部話すって、何を話すんだよ」
横目で見ながらそう言った。
影山はなにか悩みを抱えていたのか。
俺はずっと入院しているため最近の影山の様子がわからない。
から、本人から聞くしかない。
さっきの俺の話からずっと、重い雰囲気が続いている。
きっとこいつの悩みも軽いものではないのだろう。
『ずっと、、』
『ずっと、考えてた』
『俺があのとき、靴紐なんて結んでなければ、信号を渡り終えた時に結んでればって』
「は、、?」
影山は声を震わせて話した。
『本当は、俺のせいなんじゃないかって』
コメント
2件
んんん好き!!