~アテンション~
こちらwrwrd!様のBL作品となっておりますー。
ご本人様にはまったく関係ありません。
今回のはちょっとした息抜き程度に書いたものなので
期待しないでいただいて…。
魔主役ー
Rはないはずです。
てことで
いってらっしゃーい
《sha》
『おぉぉお~……?』
目の前にいる依頼主からの謎な依頼に思わず首をかしげる。
「へ、変なことを言ってるのはわかってるんですっ…。
でもシャオロンさんにしか頼めなくて…」
…”シャオロンさんにしか”頼めない……。
シャオロンさんにしか……。
『……よっしゃ!ええで、やってやんよ!』
「…!ありがとうございます…!」
『このシャオロン様に任せとけ!』
「では私はここでみてるので…」
『おっけ!』
依頼主からの依頼は、
我々師団メンバーに
『ゴム頂戴』
と言うという内容のものだ。
正直これに何の意味があるのかはよくわからないが
“シャオロンさんにしか”頼めないといわれたらやるしかない。
一応気を引き締めて歩いてきた大先生に話しかける。
『よっ、大先生』
「お、シャオロンやん。何してんこんなことで」
『それはこっちのセリフや。
…まぁそれはええとしてさ、大先生』
「ん?なんや」
『ゴム、持ってへん?』
「……」
…なんかすごいはぁ?みたいな顔しとる…。
なんだよ。
俺は依頼されていってるだけだぞ。
『……なんやねん…なんかいえや…』
「なんで若干切れ気味なん…」
『…てかはよ、もってんのか?』
「いやいや、ゴムなんて今持ってるわけないやろ。
女に言えよ。」
『……ぉん…』
「えっ…、なんかまずいこと言った…?」
『いや…じゃな』
《ut》
「いや…じゃな」
ちょっと不満そうな顔をした彼は
軽く吐き捨てて元来た道に帰っていった
そして俺はというと一人悶々と
質問の意図とあの不満そうな表情は
なんだったのかと考えていた。
女ならわかる。
髪結びたいからとか色々理由があるだろう。
だが聞いてきたのはあのシャオロンだ。
何に使うってんだ。
あ、もしかして輪ゴムか…?
いやでも輪ゴムだとしてもなんで俺に…?
「あれ大先生やないっすか。なにしてるんすかこんなとこで」
『…あぁしょっぴか。見ての通りや。』
「見ての通り…なるほどただの変質者ってことっすね。」
『なんでそうなったん…?』
悪びれもせずに平然と毒を吐いてくる。
なんだこいつ。
よくすぐ出てくるなそんな単語。
…あ
………
『…シャオロンに会った?』
「え…?いや会ってないっすけど」
『そか、まぁがんばれ』
「はぁ…?」
意味が分からない。という顔をするしょっぴを横目に
謎に清々しい気持ちで師団室に向かって歩き出す。
明日しょっぴになんて答えたか聞いてみよう。
そもそもシャオロンがしょっぴに聞くかわかんないけど…。
そもそもなんであんなこと聞いたのかわかってないけど…。
「…………はぁ…?」
つづかない。
コメント
4件
ふぐああああ、惚れました。付き合ってください(?)ほんとめちゃめちゃ好きです!!
えッ…待って…めっちゃ内容好きです! 続き気になるぅ!!!