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「お姉ちゃん!お姉ちゃん!」

「どうしたの?朔?そんなに焦らなくても大丈夫でしょ?」

愛梨が首を傾げてた。ツインテールの髪の毛がはねる

私は朔夜。

昔から人間が大大大っっっ嫌いで人間に対する接し方が苦手だった。

そう、あの事件のせいで人間が嫌いなった。人間てすごく卑怯で残忍だ。

人間で言うと小学2年生の頃まではずっと生まれ育った場所にいて外の世界なんか見たことがなかった。

五つ子みんなそうだった。愛梨は特に能力が強いから外の世界に出ることを反対されていた。

でも、幼少期の頃の愛梨は好奇心旺盛で何でも興味を持つ愛梨は黙って気になる外に出て行ってしまって、まだ幼かった愛梨は、能力がコントロール出来ず、幼い愛梨には能力を暴走させないためのものを幼すぎてつけられなかった。

愛梨は能力がコントロール出来なくて外の世界で暴走してしまってからついには命を狙われるようになってしまった。

あの時はものすごい大騒動になったらしい。あまりぼくには覚えてないけど。

外の世界(人間や吸血鬼)など存在する世界に出たことは無かったボクたちは人間や人狼などに危機感(警戒心)を覚えていた。

ボクたちは正体を隠し、小学校に転入先として入学した。人間に警戒心を覚えていたけど徐々に人間はいいやつだと認識し慕っていった。

人間に慣れてからは学校生活が楽しいと思うようになっていた。

だけどそんな私たちに事件が起きた。

楽しい学校生活が崩れ、私たちは別人のように変わってしまった。

私は人間に心を塞ぐようになり今では学校生活で声かけられても無視するようになった。

人間の言う事なんて聞かない。聞きたくない。

お姉ちゃんだけでいい。お姉ちゃんの頼みしか聞かない。

人間の声すら本当はもう二度と聞きたくもないんだ。

でもお姉ちゃんがいるからこそ学校も通えてるけどお姉ちゃんがいなければ通えないんじゃなくて通いたくない。

私は人間の前では表情も普段滅多に見せない。

ポーカフェイスで、何考えてるか分からないと言われるようになった。

でも、それはどうでもいいと言うように何故かそこが良いとモテるけど。

あのせいで人間は卑怯だとか残忍だとか人間を嫌うようになってから人間にモテても、好きって言われても全くも嬉しく感じない。てか元々騒がしいのは大の苦手なことは全くも変わりないんですけど。

愛梨のクラスが体育の時間ボクはサボって見に行こうとしたら、他にもいるようで集まりが出来ていた。

お姉ちゃんは完璧だ。自分の自慢のお姉ちゃんだからね。

走ってる姿を見てお姉ちゃんさすがじゃん。

「陸空!どうだった?って…朔!?玲も!見にきてくれたの?ありがとう!」

愛梨は笑った。

ボクたち、相手に笑ったのに笑ったことなのにキャーキャーうるさくて腹立つ。

でもお姉ちゃんも目立つの嫌いだから無視して相手にしないところが唯一の救いでもあるんだ。

まぁお姉ちゃんがアイドル並みに振る舞いてる人じゃなくて安心だけど。

アイドルの時もあまり笑いはしないけど素顔が綺麗でアイドルとしての才能もトップだし歌ってる時の声がその時その時に変わって、音楽に合ってるから伝説のアイドルだって人気が出てた。

でも…。そんなお姉ちゃん最近おかしい気がする。さっきの笑顔も無理矢理笑ってるような気がした。

アイドルを引退した後の時文句やデマが流れたのも私は知っている。その時も沢山傷ついていた。それでも、負けないで立ちむかっていたお姉ちゃんに憧れた。でもそれとは今回は全然違っていて関係なさそうだ。絶対何かが企んでる…。愛梨の黒幕がきっといる…!

輝く星になれる場所「修正」

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