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君と最後のかくれんぼ
rd「ねぇねぇ!ぺんちゃん!」
pn「どうしたの?」
rd「あそぼー!!」
pn「wwいいよぉ?」
pn「何して遊ぼっか? 」
rd「んー、、かくれんぼ!!」
pn「らだは本当にかくれんぼ好きだねぇ」
rd「だって楽しいんだもん!!」
pn「楽しいならいいんだけどw」
rd「じゃあ、僕がかくれる!!」
pn「wいいよ」
rd「やったぁ!!」
pn「いーち、にーぃ、さーん…」
pn「もーいいかい?」
rd「もーいいよ!!」
pn「見つけてやるぞぉー!」
rd「んふふw」
pn「どこだぁ?」
pn「あ!みーつけた!」
rd「え!見つかったのー?」
rd「ここは誰にも見つけられなかったとこなのに!!」
rd「なんでぇ?」
pn「それは、俺が天才だからかな! 」
rd「えー?」
pn「まぁ次やろ!」
pn「次は俺が隠れるからね」
pn「頑張って見つけてね…」
rd「?わかった!!」
rd「いーち、にー、…」
rd「もーいーかい?」
「…」
rd「ぺんちゃーん?もーいい?」
「…」
rd「行くからねー!!」
『〜〜〜♪』
rd「グスッぺんちゃんどこぉ?」
rd「ぺんちゃーん!グスッ」
rd「どこなのぉ…」
rd「ん、ふぁ〜」
rd「…夢か…あの夢久しぶりに見たな…」
あの後ぺんちゃんがどこへ行ったかは分からない。
俺は高校生になり、たまにこの夢を見る。
なんでだろうね?会いたいのかな?笑
ぺんちゃんの行方をお母さんに聞いても悲しそうな顔をするだけ。 何も答えてくれない。
何か言ったとしても「あなたにはまだ早いわ…」としか言わない。
何が早いのか笑
mb「おーい!らだお?」
rd「んー?なにぃ?」
mb「そろそろ完全下校の時間だから先生が呼んでこいって」
rd「あーね?ありがと」
mb「ん。じゃあまた明日」
rd「また明日」
本当にぺんちゃんはどこに行ったのか…
また会いたいな…
そんなに覚えてないけど…
rd「帰るか…」
もう一回お母さんに聞いてみよう。
これで最後にするつもりだ。
rd「ただいま」
母「おかえりー!」
rd「今日のご飯なにぃ?」
母「んー、ひ・み・つ♡」
rd「えぇ…(引 」
母「ひどくなぁい?」
rd「ひどくない。」
母「そうなの…?」
rd「うん。 」
母「そっかぁ… 」
rd「…ねぇ母さん… 」
母「どうしたのー?」
rd「ぺんちゃんってどこにいるの?」
母「ッ!どうしても言ってほしい?どんなことでも受け入れられる?」
rd「…コクッ」
母「…分かったわ…」
母「天乃君はどこか遠くへいったの 」
母「虐待とかがヤバかったらしくてね…」
え?…え?ど、どうゆうこと??虐待…?殴られてたりしてたってこと…?
rd「ぇ…?」
rd「俺と遊んでた時もずっと…?」
母「うん…」
rd「ずっと我慢して俺と遊んでくれてたって事なの…?」
母「ッうん…」
…ごめんね、気づかなくて…気づけてたらまだ遊べてたかもしれないのに…
rd「そっか…」
母「追い討ちかけるようだけど…」
母「今、天乃君行方不明なんだって…」
rd「え?」
行方…不明…?嘘だろ…?嘘だって言ってよ!!
母「施設を抜け出したらしいわ…」
母「もしかしたら…」
rd「ありがと…」
rd「もう大丈夫。 」
母「そう…」
母「お風呂入って来ていいわよ…」
rd「分かった。ありがと」
また笑ってよ…俺の前で…
『次のニュースです。先日の〜時〜分に湖岸で行方不明だった天乃絵斗さん24歳が死体で発見されました。事件性はないと思われますが、〜〜〜〜〜』
rd「…は?」