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「枸くん、今日はありがとう。」
結局家まで送ってもらった。
何回も断ったんだけど、
枸くんはいいよいいよって
着いてきてくれた。
「じゃあ、またね。」
「待って、今日家行ってもいい?」
急だな。
でも、1人になると色々考えてしまうから、
正直嬉しい。
「うん、いいよ。」
「てことでそこ退いてくれません?
」
え?
俺の部屋の前に、先輩が、。
大っ嫌い、関わらない、見たくない、、。
自分に言い聞かせないと。
本当は話したくてたまらないから。
「蛍に何の用ですか?
家まで来てストーカーですか?怖いですよ。」
「お前こそ蛍に何の用?
仲良い友達からお金巻き上げたり、
男含めて彼女5人いるお前がなんで蛍と一緒にいるの?」
え、枸くん、そんな人じゃないよね?
「どうせ蛍の弱いとこにつけこんで、
色々する気だっただろ。」
「なんの根拠があって言ってるんですか?」
珍しい、
枸くんが笑ってるのに、
怒ってる。
ホントに信用してる、いや、してたのは先輩だけど、。
今は信じられない。
枸くんにも迷惑だし、帰ってもらおう、。
「先輩は帰ってください。」
家の鍵を開ける。
「枸くん、どうぞ。」
「蛍ちゃん、待って。
何かあったら、電話すぐにね。」
あんなに心配そうなのはなんでなの。
枸くんはそんな人じゃない。
先輩も焦ってるだけ、。
「枸くん、ごめんね、」
「あー、クソムカつく。」
え。
枸くんが怒ってる。
いつもヘラヘラしてるのに、。
あんなに言われたらそりゃ怒るか。
「何か飲む?
お茶か、ジュースくらいしかないけど、」
「いらない。
それよりさ、早くシよ?」
どういうこと、?
「するって、な、何を?」
まさか、
セックスじゃないよな?
「あれしかないだろ。
黙って咥えときゃいいんだよ。」
おかしい、おかしいよ枸くん。
「いつもの枸くんじゃないよ。
落ち着いて!
さっき先輩が言ってたこと、嘘だよね、?」
「嘘じゃねーよ。
馬鹿なの?ずっと思ってたけど。」
「俺みてーなやつ家にあげる方が悪いから。
とにかく早く。まじで最近してねーから。」
ちょ!
上に乗ってくんな、!
先輩、先輩のこと信じてれば、。
連絡、しないと、。
でも、申し訳ない。
「抵抗すんなって。
うぜーな。」
とにかく先輩の電話、。
発信、、
「なに?今更連絡?
かわいそーな先輩。」
わ!
取り上げられた、
「ホントに、やめてください!」
う、両手が押さえられて動けない。
「ひっ、。」
触るな触るな触るな!
気持ち悪い、。
「あっ、ん、。やめて、!」
やだ、こんな人とやりたくない。
ハジメテは先輩が、いい、
後ろの方も触られて、
変な感じ、気持ち悪い、やめて欲しい。
入れられる、、!
「せ、んぱぃ、!!!」
「くっそ、邪魔すんなよ。」
「いって、、!、」
先輩が枸くんの頭をぶん殴った。
その後も何度も殴った。
「先輩、そのくらいにしないと
死んじゃいます、!!」
先輩は1回だけまた殴って俺のほうに寄ってきた。
「先輩、ホントにすみませんでした。
俺、」
「抱きしめていい?」
「、はい。」
先輩が優しく包み込んでくれる、。
嫌なはずだけど、安心して、
泣いちゃう。
「ハジメテは俺じゃないのかぁ、。」
「でも、まだ入れてな、!」
「なーに?俺としたいの?
そんな必死になってさー?」
いつもの先輩。
安心する。
「はい、。」
意外な返事だったのか驚く先輩。
「ちょっと、
ちゃんとしたのは待っててよ?」
それって、、!
「はい!」
その後枸くんは先輩が公園まで送ったらしい。
その時何があったかはわからないけど、
先輩は嬉しそうに帰ってきた。
「今日泊まりますか?」
「うん!もちろん♡」
「うげ、いつもの先輩だ。」
「こっちのが好きでしょ?♡」
「ふつーです。」
この夜は先輩は何もしてこなかった。
気遣ってくれてる。
そんな先輩がだいすき。
そしたら俺らの話はそろそろ終盤かな。
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コメント
3件
楽しみだけど最終界悲しい
11というキリが悪い数字ですが、次回でラストになりそうです。 読んでくださった方、♡を押してくださった方、コメントをくださった方ありがとうございました! 次回も楽しみにしてください🙇🏻♀️