テラーノベル
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( hb side )
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ガチャッ ー、、ドンッ
家に入った瞬間、靴も脱がずに少し強めに手首を掴まれ、勢い良く壁に身体を押し付けられた。
壁が背中につき、奏斗がそのまま覆い被さってきて….顔が近付き、今更ながらに慌てた。
hb「へッ、か、かなっ、ッん!?」
チュッ、、
ー、、?!?!////
え、、?!
はッ、、!? ///
嘘ッだろッ、、、?!
唇に柔らかい感触があり、頭が真っ白になる。
ビックリしている間も、時間は止まってくれず、口付けは激しくなった。
奏斗は雲雀の唇の間に舌を差し込む。
軽く顎を掴まれ口を開かされた為、すぐに熱くてぬるっとしたものが入ってきて、舌と絡まった。
hb「んぅッ?!/// ふん”ん、んぅ、、////」
クチュックチュ
いやらしい水音が直接頭に響く。
ー、、なん、でぇ、、、、? ////
熱く、 ねちっこく絡まってくる舌は、気持ちが良すぎて、頭がおかしくなる。
激しい深いキスに耐えられず、逃げようと舌を動かしても、逃がさないと言うように追ってきて、しつこく絡まされた。
クチュクチュッ.. レロレロ..
逃げるのを諦めてされるがままになっていると、頭がぼーっとしてきて、頭に響く水音と、遠慮なく口内を荒らす舌の感触が脳を支配する。
おれぇッ、、なん、で、キスされてんのぉ、、?
大好きな人からの口づけに頭がふわふわして、酔った時みたいに考える事が出来なくなっていた。
好きという気持ちだけが広がる。
酸素が薄くなって、意識が朦朧としてきて、 流石に奏斗の胸をトントンと叩いた。
すると、意外にも、すぐに唇は離れた。
hb「ハァ…ハァ…../// お、、おまッ、、、///」
名残惜しさも感じたが、当然それどころではなく、すぐに肩で息をして酸素を取り込む。
hb「、、なん、でぇ、、きす、?/// ….ハァ、、ハァ、、、やめ、ろぉ、よ、、//// ハァ..ハァ..// 」
赤くなった顔に涙を溜めて、整えるため肩で息をするが、、 全然息は整わないし、熱くなった身体も元には戻らない。
期待していなかった口づけをされて、すごく嬉しいが、それよりも先に恥ずかしさが勝ってしまい、弱々しく拒んだ。
kn「..分かってて、着いてきたんでしょ?」
至近距離の低く甘い声に、ドキッと心臓が跳ねて、もっと早くなる。
ッ…////
hb「そうだ、けど…../// これは、聞いてないっ、、///」
ぃ、嫌じゃ、ないけどッ、、///
こ、これ、以上された、らッ、、!///
てか、キスしなくたってッ、できるやんっ///
kn「…いいじゃん? キスぐらいさせてよ」
減るもんじゃないし。とボソッと零すと、逃げれない様に手首を壁に押し付け、また唇が近付く。
真っ赤っかな顔に潤む瞳が動揺に揺れて、否定的な言葉が出たが、雲雀の拒む態度とは正反対に、表情はひどく期待していた。
hb「は…まっ、まってぇッ、、//」
kn「やだ」
奏斗はそのまま唇を重ねた。
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貪る様な激しい口づけ。
玄関での早急な激しい交わりに、奏斗も興奮してる事が分かって、余裕は無いけど嬉しかった。
上顎や歯並びを確かめるように何度もなぞったり、舌をジュっと吸われたりした。
クチュ..クチュ..ジュッ..チュゥ…
卑猥な水音と、2人のどちらともいえない唾液が、雲雀の唇端からつーっと溢れる。
ぺちゃっ..ぴちゃ…くちゅ
hb「っんぅ…♡/// はぁ..ぅん”ん…//// 」
き、もちぃ、、、〜〜ッ/////
口内で溶け合うような、感じたことの無い舌の感触、感覚に、下半身がだめになり、壁に沿ってズリッと床に落ちた。
実際は座り込む事はなく、掴まれている手首と、支えられた腰で、辛うじて立てていた。
腰が砕けても続く接吻に、溶けた表情で受け止めることしかできない。
ちゅうっ、きもちッ、、すき、すきぃ…////
ありえなくて想像も出来なかった出来事に、感情が昂り、勝手に涙がこぼれる。
ー、、少しして、やっと開放された。
離れる2人の唇の間を透明の糸が繋げる。
ガクッと少し残っていた力も抜けて、体の全体重が下にかかる。
そこを奏斗が抱きとめた。
kn「あれぇ? ひば、立てない?w」
揶揄う声にも、甘さが乗っていて、それだけでも感じてしまう。
hb「ッ..はぁ..♡/// ハァ…ハァ….♡/// ば、かぁ….. ///」
息を整えるので精一杯な雲雀は、絞り出した声も掠れて、聞こえないぐらい小さかった。
その様子にクスクスと笑う奏斗。
ッ、、/////
hb「ッ、はッ、、はやくぅ、、ベッド、、連れてけ、よぉ、、、! ///」
甘い空気に我慢できず、空いている方の手で胸元を叩きながら、今出る1番の声量で訴えた。
kn「はいはい、お姫様w」
hb「ッ、く、そ、、がぁ…////」
余裕そうな態度がちょっとムカつく。
こっちは、力も入らないし、声も出ないし、顔だってどうせグチャグチャなのに。
コメント
9件
ヤバイ好き過ぎる!!