ー治目線ー
「なぁ角名 ~ 、 まだ終わらへんの?」
金曜日 の放課後 。この後 俺の家に 遊び行く 約束 してるのに
角名 が書いてる 日誌 が中々 終わらんくて 声をかけた 。
「ん ー 、後ちょっと 」
角名はそう言いながら 日誌を 書き続けていた 。
角名 がまだ 終わりそうに ないので 席を 外した。
「は ~ 、 やっと終わった … って 治 いないじゃん」
治を探したが 途中で 友達に声をかけられ 、喋る のに夢中 になり
「角名 ~ 終わったか ?」
教室に戻ると 角名 は もう 日誌 を書き終えとった。
それどころか あいつと 談笑 しとる。
「あーね 笑笑」
俺に気付かず ずっと話しとる。
「… チッ
なんなん 、」
自分 に気付かずに 笑っている 角名 にも 苛立ち
その友人にも 嫉妬の感情 を抱いた 。
「… なぁ 角名 、終わったんなら はよ帰ろうや 」
角名に抱きつき そう言った 。
「あ治 、うん 帰ろ」
俺 の気持ちに気づいたのか さっさと 帰ろうとする 。
(帰り道)
「なんで あいつと 楽しそうに 喋ってたん ?」
明らかに機嫌を悪くして 角名 に喋りかける 。
「いや 、別に ちょっと 話しかけられただけ」
いつものように素っ気なく 返事をした 。
「俺よりも あいつの方が 大事なん?
めっちゃ 妬いたんやけど 」
角名 はあいつの方が 大切 、なんて 考えたら
すごく 嫌んなってきた 。
「そんなわけないじゃん
治 がいちばん 大切 だよ ?」
ー角名目線ー
嫉妬 してる治 がただ 可愛かった 。
「早く帰ろ」と 治の手を引いた 。
「… おん 」
いちばん 大切 なんて言われたら 許してまうだろ 、!
あー 、ほんま角名 可愛ええ …(治目線)
「おじゃま しまーす 」
治 の家はもう 何回も 来てるから 部屋 も知ってる。
いつも通り 部屋まで向かった 。
「ほな お茶 もってくるから 待っとって ~」
角名 が 俺ん家 に慣れてんのが なんや嬉しかった 。
折角 やし お菓子も 持ってったろ !(治目線
「角名 ~ 持ってきたで」
お茶 と ポッキー を 持ってきて 部屋に置いた 。
「え ポッキー? 分かってんじゃん 」
俺 がポッキー 好きなの 覚えてくれてたのかな 、
なんて 思いながら 1本 手に取った 。
ぎゅ
治 が俺の 手 を 掴んだ 。「?」となってる 俺に治は
「ポッキーゲーム せぇへん?」
と言った 。
「?! な 、なんで急 に … 」
「なんでも ええやん 。」
ポッキー を咥え 角名 を待った 。
「… 1回 だけね」
そう言って ポッキーを咥えた 。
もう既に 顔近くて しにそう 。
なのに 治 は普通に 食べ進めてくる 。
「早っ… 」
俺 はもう 食べるのをやめていた 。
だけど ━━━━
… ちゅ
何故か
治 の唇 が俺の 唇 に触れる 。
「?!! 治 何してっ …」
「? 何って …キスやん 」
いや 、なんでそんな普通 なのか聞きたい。
「顔真っ赤やな 」
ー治目線ー
ふふ 、と笑い 角名 の頬 に手を添える 。
ほんま可愛ええ 。俺ずっと 角名 とキス したかってん ❤︎
「っもう ほんとに …」
角名 は恥ずかしそう に目を逸らす。
そんなとこも 可愛くて 惚れてまう 。
「もう一回 してもええ ?」
こてっ と首を傾げ そう聞いた 。
角名 はてれながら
「… いいけど」
と言う 。
手は 頬に添えたまま 角名 に 口付け した 。
さっきより 長い口付け に 角名 が
「ん 、ふ 」
と 甘い声 を出す 。たまらなく 可愛ええ ❤︎
口 を離すと 角名 が
「長いよ 息できなかったじゃん 、」
と顔を真っ赤に しながら 言う 。しゃあないやん 、角名 が可愛すぎたのが悪いで
もう我慢できひん
ドサッ
角名 をベッドに 押し倒した 。
角名 は めっちゃ 驚いて
「えは 治 、?! 」 と言っている。俺 はそんな角名 の頬を撫でた 。
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