なんかすごい伸びてて吃驚してます
ラストは決まっているのですが、それに行き着くまでが難しいところです…
作者が関西弁を喋ったことがないので大方エセです。
許してください
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーキリトリーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「話せる?ポルトガル」
視線が集まる。
深緑色の瞳は虚ろで、最早何も見えていないようだった。
ポルトガルの国体である「それ」は、床を一点に見つめていた。
「何か、言ったらどうなんだい」
アルフレッドがその沈黙に耐えきれず、ポルトガルに告げた。
依然、ポルトガルが口を開くことはない。
唯一の親友ーーただでさえ友達のいない彼がそう認めるほど、2人の間には深い絆があった。
「すまん、アルフレッド。
やっぱり俺から話してもええ?」
またもや沈黙に耐えきれず、アルフレッドがポルトガルに詰め寄ろうとしたときだった。
褐色の肌に柔らかい茶髪とペリドットの瞳。
ポルトガルに似ているようで、似ていないーー
口を開いたのは、話を切り出した、アントーニョであった。
「丁度、2ヶ月前だったと思うんけど…
アーサーが、突然ポルを訪ねに来たんよ。
そのとき偶然、俺もポルん家にいたから、紅茶飲んで… 」
「アーサーのやつ、俺もいるって分かったら露骨に嫌な顔しやがって…結局は紅茶も淹れてもらったけど、ほんまムカつくわぁ」
「…あ、『心配事』やんな?本田も言うとったけど、アーサー、隈が凄かったんよ。
ポルに良く愚痴っとったし、そのときは溜めこんでんのやなーと思っただけで…
ほら、アーサーとはいえ、人の話を盗み聞き?するのもあかんやろ?
せやから、俺はすぐに帰ったし『心配事』の内容はポルしか知らんとちゃうかな」
その話を聞いて尚、ポルトガルの視線は動くことがない。
全ての国体の目は、ポルトガルに向いているのにも関わらず。
それから数十秒経った時、ようやくポルトガルの面は上がり、口が開いた。
「確かにそのとき、アーサーには相談をされた。」
「せやけど、まだ、その内容は言わない…。」
「どうして…それで、犯人が分かるかもしれないんですよ、!?」
本田の声を最初として、国体の批判の声が地下を埋め尽くした。
「今言っても、解決しないからや。
もう俺が今話せることは、なんもない。」
彼が犯人と言ってもおかしくないその言動には妙な説得力があり、ポルトガルを責める声は聞こえなくなった。
ドアが、開いた。
「すいません。ご迷惑をお掛けしました…。
もう大丈夫です。
僕も、話し合いに参加させてください」
マシューと、フランシスが地下に加わり、
マシューを心配する声や、フランシスをからかう声で地下は賑わった。
まるで、彼のことなんか、なかったかのようにー
「…さてと、」
その平穏を破ったのは、彼の「腐れ縁」である、フランシス・ボヌフォワだった。
「そろそろお兄さんの番かな、坊っちゃんのこと一番知ってるの俺だもんね 」
そのマウントともとれる話しぶりに、嫉妬しない国体はいない。
それが虚言ならともかく、全てが、事実であるから。
「俺さ、犯人の見当、ついちゃったかも」
コメント
4件
あぁぁぁぁこうゆう雰囲気の小説大ッッッ好きです!!😭😭💞ポルさんが出てきて嬉しみのダンスです…(?)初コメ失礼しましたそしてフォローも失礼します!!!
お兄さん…!!ポル…!! 全員面白いし関西弁もすごい…!(not関西人…) 犯人がわか…!!お兄さんが凄い… こんなハイペースで投稿されてて凄いです! 無理せず頑張って下さい! 続きが楽しみです!