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テラーノベル(Teller Novel)
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14.


Side.青


青「、黄くん、大丈夫?」


黄「ッ、どうせ青兄も赤の味方でしょ」



そう言い僕を睨む黄くんはとても辛そうだった。



青「僕は黄くんの味方だよ。」

「辛かったよね、嫌だったよね。」


黄「ッ、… ぅっ、グスッ、」


僕がそう言った瞬間、

黄くんの目が大きく開いたかと思えば僕の腕に蹲って泣き出してしまった。



青「…笑笑」

「大丈夫だよ黄くん。」



普段は年齢の割にしっかりしているけれど

ときたま見せるこういうところが可愛らしいと僕は思う。




黄「赤がッ、全部取っちゃうぅ、…泣」

「なんでぇ …っ泣」



青「そうだよねぇ、、」

「寂しいよねぇ、笑、」



黄くんの気持ちに共感してしまう。


黄「ぅっ、ひっ、グスッ、もぉやだぁ、泣」



青「…、」



無言で、黄くんの頭を撫でた。




〜〜〜〜〜〜〜〜




青「…落ち着いた、?笑」


黄「、はい、ありがとうございました、/」


青「…、笑笑笑」


照れながら返事をする黄くんについ笑みが零れてしまう。



黄「っ、なんで笑うんですかッ!!//」


青「ッ、笑笑ごッ、ごめん笑」

「可愛くてッ笑笑」


黄「 なッ、!?/」

「ッ、…もう青兄なんて知りませんッ、!/」


青「えっ、!?ごめんって〜!!」


黄「許しませんッ!//」



頬を膨らまして怒る黄くんの姿も愛らしい。


弟にこんなことを思ってしまうのは ブラコンなのだろうか。


まぁ、可愛いのは事実だからいっか。



こんなことを思う時点でブラコンな気がするが。

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