その巻が完成した場合は、題名の横に「改」をつけます。
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一応スキル確認ということで↓
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〈ステータス確認〉
名前:アビリティ・リード
年齢:13
称号:神に認められし剣士
種族:人族
戦闘職業:魔仙闘剣士
筋力14.6敏捷15.4体力17.3魔力20.4器用11.5精神7.3運12.5スタミナ21.4
状態:正常
取得スキル:〈斬撃〉〈領域捜索〉〈魔鑑定眼〉〈聖光加護陣〉〈強斬〉〈二段強斬〉NEW〈三段強斬〉NEW
恒例スキル:〈赤靄黑骨旋〉:〈焔付箋珠法〉〈魔闘術の心得〉〈仙魔術の心得〉〈加護効果倍増〉
使役生物:〈天光蛙〉←今日連れてきてません
エクストラスキル:〈特異体能力〉
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〈二段強斬〉
強斬を2回連続で出す。普通の強斬を二回出すよりもスタミナ消費が少ない。
二段強斬が打ち終わったら、その後一定時間クールタイムが発生し、その間はスキルが一切使えない(恒例スキル除く)。
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〈三段強斬〉
強斬を3回連続で出す。二段強斬よりもスタミナ消費が高いが、その代わり二段強斬より強い強斬を打てる。
三段強斬が打ち終わったらその後一定時間隙が生まれる。
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本編開始です↓
「よし、行くぞ!警戒を怠らないようにな!」
「「「「了解!」」」」
そんなみんな掛け声を聞きながら、俺はフォティを見た。すると目が一瞬合い、すぐにお互い目をそらしてしまった。
ヤバい、フォティを直視できない。恥ずかしすぎる。
一時間前、俺がポータルを見つけたことによりフォティに抱きつかれ、その後一時間に渡り、お互い別々で質問という名の尋問をされたのだった。
見ない見ない、と自分に念じながら俺はリグに続いて、壁にある漆黒のポータルに足を踏み入れた。
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うげ…。
ポータルに足を踏み入れ転移した次の瞬間に目に入ってきたのは、死体の山だった。
あたりを見渡すと、そこにも同じような山が高く積み上げられていた。
ものすごく薄暗いため、地下なのだろう。
「い、一体、誰が…こんな、事を…?」
フォティは吐きそうな顔をしながら、リグに問いかけた。
「いや、分からない。ただ、凶暴なやつということは確定だな。」
そう言いながらもリグは例の山から目をそらしている。唯一例の山を直視しているのは、以外にもリイナだった。
リイナいわく、5歳の頃に魔法使いとして戦場に駆り出されたことがあったらしい。
そんな経験もあり、このような光景に離れているらしいのだ。
「絶対に、こんなことをしたやつを許さない…」
ホテアデスは巨大なハンマーを握りしめ、呟いた。
すると突然、ドガァン、ドガァン、ドガァンと足音が響き渡った。
「え、何…?」
どんどんその足音は大きくなってくる。ヤバい、近づかれている。敵はおそらく暗闇にいるから闇属性。
急いで光属性の〈聖光加護陣〉を発動、今までで一番大きめのフィールドを作り出した。
そういえば少し前にキングオーガと対戦した時、〈聖光加護陣〉に包まれたキングオーガが自滅したことがあった。
あの後不思議に思い、スキルの研究をしているルーカス専門医に検査を頼んだところ、〈聖光加護陣〉の効果が増えたらしい。
まず、新しく〈精神汚染〉という効果が追加された。これは、フィールド内に侵入した敵の精神を徐々に汚染していく効果だ。
次に、〈光毒効果〉という効果。これは、フィールド内にいる敵とみなした生命体に、徐々にダメージを与える効果だ。これは、使用するごとに、徐々にダメージの量が増えていくらしい。
次に、前からあった〈聖光浄化〉という効果。この効果は、光属性以外の攻撃が効かない闇系の敵に、光属性以外の攻撃が効くようにする効果だ。これは、聖光神トフィールの加護を授かることで真の力を得れるらしい。
最後に、〈血鷹雷獣光輪〉という効果。これは今の段階では開放されていなく、〈聖光浄化〉と同じように聖光神トフィールの加護を授かることで開放できるらしい。
というわけで、俺は近づいてくる闇属性と思われる敵にみんなの攻撃が通るように〈聖光加護陣〉を発動させたのだ。
そうして〈聖光加護陣〉の効果で辺りが明るくなると、敵が見えてきた。その敵は…。
「灰燼闇影師シルバーヴィール…?」