テラーノベル
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私がトイレに行き、リビングの戸を開ける直前、お兄ちゃんと陽介の2人が 私の話をしているのが聞こえた。
「あのさ、和樹にこんな事言ってもあれだけど。麗奈の部屋着あれいいの?」
「え、なにが?」
「あれ短パン短すぎでしょ。パンツ見えそう。」
「きも。どこ見てんだよ。俺の妹な?」
「いや、そうだけど。流石に見ちゃうって。それにTシャツだってダボダボすぎてたまにブラ紐見えてんだよ。」
「まじでお前きもい。麗奈のことそういう目で見んなよ。」
「無理がある流石に。」
私はいつの間にか顔が真っ赤になって、熱くなってきていた。今入るのも気まずい気がして、1度部屋に戻った。
「は〜、恥ずかしすぎる。そんなに見えてたの。陽介だからって油断してた。」
そう独り言を話しながらベッドに寝転がると、いつの間にか寝てしまっていた。
目が覚めたのは16時。5時間ほど寝てしまっていたみたいだ。
目を擦りながら階段を降り、リビングに着くと、陽介しかいなかった。
「あ、起きた?」
「なんで寝てたの知ってるの?」
「部屋に和樹が見に行ってたから。」
「お兄ちゃんは?」
「あ〜。おばちゃんに頼まれたおつかい。」
「そうなんだ。」
しばらく沈黙が続き、クーラーのガンガンという音が部屋に鳴り響いていた。
すると陽介が口を開いた。
「てかさ、その格好。目の行き場に困る。」
私は顔がまた熱く、真っ赤になっていくのが分かった。
「顔赤笑ごめん、いきなりこんなこと言って笑でも言わないとこれ以上理性抑えらんない」
「理性抑えらんないって? 」
「言わせんなって。」
理性抑えらんないってそういう事だよね。私のことそういう目で見てるってこと?
「流石に手は出さねえって笑安心しろ」
「うん」
テレビに反射した私の顔が真っ赤なのが分かった。その時、玄関の扉が開いた。
「ただいま」
「和樹おかえり〜」
「どんだけ飲み物買うんだよ。2リットルペットボトル買いだめしすぎだろ。」
「重そ〜笑」
「え、麗奈顔真っ赤じゃん。どうしたん?風邪引いた?あ、熱中症?買ってきたペットボトル飲むか?お茶と牛乳しかねえけど。 」
「お茶…飲む」
陽介の口元がニヤニヤしているのが見えた。
絶対バカにしてるのが分かる。
最低!!変態陽介!!
ドスケベ!!
と心の中で叫んだ。
「私夏休みの課題やってくる」
「分かんないとこあったら教えてやろっか笑」
「大丈夫です!!」
私は階段を勢いよく登っていった。
「…陽介お前なんかした?」
「ん〜?なんも?」
続く
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