元貴side
元貴『んなぁ…めっちゃ雨降ってんじゃん…』
滉斗『傘持って来てないなぁ…
近くのコンビニ10分ぐらいかかりそう…』
滉斗が自分のスマホを見ながら困った顔を
して言った。
…折り畳み傘持ってくれば良かった、
持ってきてたら狭いけど相合傘できたし…
僕は落ち込んでいる滉斗に笑って見せた。
元貴『走る?笑』
滉斗『まじで?笑 でも元貴濡れちゃう…』
自分の事で精一杯なはずなのに、
いつも滉斗は僕を優先してくれる。
たまには自分の事も気にかけてあげてほしいな、
そんな事を考えながら僕は走り出した。
滉斗『待ってマジで走るの!?笑』
元貴『早く早く!もっと濡れるよ!笑』
僕は滉斗と一緒に笑いながら、
滉斗の家まで走った。
僕の家より滉斗の家の方が近かったから、
少し休ませてもらうことにした。
…もっと一緒にいられるしね、
元貴『はぁっ…めっちゃ濡れた…』
僕がそう言って濡れた前髪をセンター分けの
形にしていると滉斗は少し頬を赤く染めながら
言った。
滉斗『っ…無防備すぎる、///』
元貴『えっ…?//』
滉斗『もう少し危機感持った方が良い、///』
元貴『ご…ごめっ…///』
滉斗も十分危機感ないし…
なんかめっちゃ色っぽい!!!///
僕がそう言って下を向くと、
滉斗はタオルを持ってきて僕の頭に被せた。
元貴『わっ…びっくりした…///』
滉斗『風邪引くよ、///』
元貴『ありがとっ…はくひゅんっ(くしゃみ)』
僕がくしゃみをすると滉斗は優しく
僕の髪の毛を拭いた。
せっかくセットしてくれたのにごめんね、
と謝りながら滉斗は優しく拭いてくれた。
優しいなぁ…滉斗は、、
滉斗『…泊まってく?』
元貴『えっ…でもお母さんとかは、?』
僕がそう言うと滉斗は一瞬曇った表情を見せた。
滉斗『…両方ともいつも遊んでてさ、
滅多に帰ってこないんだよね…笑』
元貴『そう…なんだ、ごめんいきなり、』
僕が慌ててそう言うと滉斗は優しく僕に
微笑みながら言った。
滉斗『大丈夫だよ笑 お風呂入ってきな』
元貴『ありがとう…//』
僕がそう言うと滉斗はにこっと笑いながら
僕に言った。
滉斗『緊張してる?笑』
元貴『っ…ちょっとだけね、///』
滉斗『大丈夫だよ笑』
僕は滉斗に案内されたお風呂場に行って
お風呂に入る。
いつもとは違う場所だから緊張するけれど、
滉斗の家だって思うとなんだか
胸がぎゅっとする。…好きだからなんだろうな、
好きな人とかが前にいたり、
隣にいたりとかすると胸がぎゅっとしない?
僕だけかもしれないけど…
僕はお風呂から上がってハッとする。
…着替え持ってきてない、
どうしよう滉斗呼んだらくるかな、?
元貴『滉斗っ…!///』
僕がそう言うと滉斗の声が遠くから聞こえた。
何言ってるのか聞き取れないけど、
すごく戸惑っているのが分かる。
…可愛いなぁ、笑
滉斗『開けるよ』
…え?お風呂のドア開けるの?
嘘でしょちょっと待って!?///
僕が慌てているとお風呂のドアが開いた。
滉斗『っ〜!//// ごめん、、!///』
元貴『っ…馬鹿!阿保!///』
そう言って僕はお風呂のドアを閉めた。
僕はお風呂のドア越しに滉斗に着替えがない
ことを伝えた。すると鈍い音を立てながら
滉斗は着替えを持って来てくれた。
鈍い音っていうのはガタガタとかそういう系ね
僕は滉斗が持ってきてくれた服に着替えた。
滉斗の私服は僕の私服より全然大きくて、
ダボダボだった。
僕はドライヤーで髪の毛を乾かしてから
滉斗の元へ戻る。
すると滉斗は顔を赤く染めながら言った。
滉斗『_____!///』
コメント
9件
ヲイヲイ見るの遅れちまったよ…にしてもひろぱの服着るもっくん…考えただけで鼻血なんですが!!
にこにこにこー 可愛い可愛い彼女をよろしくお願いします。岩井 雨は最強!(?)
若井さんいい子すぎ🥹 彼シャツはやばいってぇぇぇ