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🍷「ひ〜…ま〜…」
昼時だし腹減った言うから、今私は2人分のごはんつくってるんですよね。
キッチンで料理中の私の周りを、何か手伝う訳でもなくうろちょろしている奏斗(邪魔なんですけど)。
🍷「なんでこんな葉っぱ食べようと思ったんだろうね」
🌸「大体の物に当てはまるじゃんそれ」
さっきから会話に内容が無さすぎて、何話してたかも覚えてない。
口どころかちょいちょいちょっかい出されたせいで、作り終わるまでにだいぶ時間がかかってしまった。
今日のメニューはチーズクリームパスタ、ひとくちハンバーグ、コンソメスープにレタス千切っただけのサラダです。
🌸「ほれ終わったから向こう持ってって」
🍷「はーい」
奏斗に運んでもらってる間に、使い終わった調理器具をささっと洗ってしまう。
全部持ってったよ〜とこっちに来た奏斗は、片付け終えて手を拭いていた私を後ろから抱きしめてきた。
🌸「何なに」
🍷「ね、いつもありがと」
🌸「どういたしまして?改めてどうした」
🍷「🌸が俺の為に料理とかしてんの見るの好きなんだよね」
指先でくるくると私の髪を弄びながら。
🌸「その割には邪魔してない??」
🍷「なんか、集中してるのみてるとかまって欲しくなる」
🌸「うーーーーーーーん!」
🍷「ずっとこんなのが続けばいいなぁ」
🌸「…うん、続けばいいね」
こんななんでもない日常がずっと
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外出るのそんな好きじゃないから
どうしても室内妄想ばっかやな〜