テラーノベル
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お昼頃。3人で巨大アリの脚を市場に運び、出荷した。 そして、ハンターとして初めての収入を獲得した3人。3人で3000円。1人1000円。
アクセル「昼飯何食うか決めたか?俺っちは謎肉の唐揚げだぜ。」
※謎肉とは、モンスターの肉と潰した大豆を混ぜて作ったいわゆる合成肉。安価ながら旨みが強く、口当たりもいいのだ。まさに財布の味方といえる存在。
レオン「俺は…どうしようかな。焼きそばパンにしようかな…?」
※この世界において、小麦は少し高価。しかし、ロールパンと焼きそば一玉分であれば1000円もあれば十分。焼きそばパンはひとつ200円程度で買える。
クルミ「私はイチゴクレープ。この辺だとイチゴを栽培してる人も多いから、そんなに値段が高くないし。なにより、食べられるうちに好きなもの食べなきゃ!」
※イチゴなどの果物類は、地域によって旬に採られるものを安く売られるケースが多い。今はちょうど春先。イチゴのおいしく食べられる季節だ!
レオン「そっか…育てやすい気候とか、野菜とか果物に関しては色々ありますもんね…!」
そして、各々昼食を買ってきた。停めておいたキャンピングカー前で合流し、そこでのんびり食べることに。
アクセル「うっまァ…!やっぱ、しっかり汗流す仕事して食う飯は美味いぜ!」
クルミ「ん…このイチゴ、ちょうど食べ頃みたい。すっごく美味しい…!」
レオン「ハンターって仕事、案外悪くないですね。…むしろ、なんだか楽しい。」
一瞬の静寂。しかし、2人の優しい笑い声が飛び出す。 バカにするでもなく、ただ純粋に楽しそうな笑いだ。
アクセル「ははっ。俺ら仲間だもん。一緒に戦って、一緒に飯食う。それで十分だぜ!」
クルミ「ほんと…!これからよろしくね、レオン。…これからもたくさん、美味しいもの食べようね。」
レオンも少し遅れて笑い出す。
3人は仲間として一歩近づけたみたいだった。
幸せ。すごく幸せ。
レオンにとって初めての仲間。友達。
出会ったばかりなのに、どうしてこんなに楽しいのか。
コメント
1件
お疲れさま〜!第5話読んだよ🌸 「初めての収穫→初めての仲間との昼飯」って流れがもう尊すぎてやばい😭💕 レオンが「仲間って悪くない…楽しい」って気づく瞬間、すごく胸にくるね…! アクセルとクルミがバカにせず笑ってくれたところがめちゃ好き。 “幸せ。すごく幸せ”って地の文が全部物語ってる…! 次のエピソードも楽しみにしてるよ⋆♡