テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
3件
おめぇらそんな重いのかよお互いのこと思いすぎだろ休めよどっちかしんじまうぞ!!!
東郷都
ザァァァァァァ
タッタッタッ
莉, はぁっ、はぁっ、はぁっ、
かっきー…
かっきー、
待っててね。
僕が助けるから、
僕が死なせないから…
だから…
お願い、死なないでよ、
莉, っ…いやだよ、かっきー………っ、
3年前
火, なんだ、ガキじゃん。
莉, ……なにしてんの、おっさん、
火, おっさんじゃねーよ、笑
こー見えてもまだ44。
莉, 40はおっさんだろ、誰?何しにきたの?
火, おまっ……はぁ、
スエヨシカキ。なんかショウカから「カウンセリングしてこい」って言われたから来ただけだよ、えっと確か、ヒスイリイくんだっけ?呼びにくいからリーちゃんって呼ぶわ。
莉, なっ…そんな勝手に……!
火, オマエだってオレのコトオッサン呼ばわりしたんだから、こんくらいいーだろ?
で、なんがあったの?
初めて見たかっきーは凄い強引で、
でも不思議と嫌じゃない感じがした。
久しぶりに人と話したからか、僕が色々わがままを言ってみても、「めんどくさい」という顔だけして軽くあしらった。
なんか、お父さんみたいで安心して、
莉, …消えた子達、僕の彼女だよ、
思わず全部話した。
一瞬浮気かと疑われたけど、事の経緯を話すと「やっぱ浮気じゃね?」とやっぱり疑われた。
でも、ほんとにそれだけで、
話終わったあとの沈黙を破ったのは、優しく笑うかっきーだった。
火, …なーんだ、快楽犯だったら速攻コロしてたのに、マトモなガキで安心したわ、笑
そうやって笑い、僕の頭を撫でてくれたかっきーはまるで、
まるで、誰かの行動をなぞっているかのように見えた。
二八話「覚悟もないくせに」
?, 行ってていいよ、ヒョウアちゃん、
後はワタシがやっておくから、
火, ………あ”……?
なにしてんだよ、氷精、
鳴, …メイリだよ、
オニさん、アツい?
火, あー、アチーよ、そりゃな、
でもオマエの方がアチィだろ、とっととアジト戻れよ、
鳴, うん、アツいよ、皮膚が焼け爛れてる、
でも、オニさん独りじゃ可哀想、
火, 心配すんなって、独りはもう慣れてる、
アイツらが……
花(ふふっ、はじめまして!お誕生日おめでとう!)
日(スエヨシ、肩車、して、)
晶(来週までに扱えるようになれ。オマエ、素質あんだから。)
命(まァたやりすぎたのォ?
まったく、そんなにムキになったって、神であるショウカに勝てっこないってのに、)
白(だから、俺聞いてみたんだよ、
「ショウカは好きな人いねーの?」って、がん無視されたわ、)
移(カキくん、お洋服汚れてますよ?
洗濯するのでシャワー浴びてきてください!)
雨(わっ、!き、キズだらけ…
……だ、大丈夫、?ショウカと手合わせしたんでしょ、)
莉(かっきーが居ない世界に意味なんてないから!)
雅(ありがとなぁ、マツキチ、
オマエやっぱ勘いいわ、笑)
子(カッキーのおかげだよ、
少しだけ、ニンゲンと話せるようになったんだ、)
火, ……アイツらが、勝手にオレを連れ出したんだ、
鳴, …そう、
優しいヒトたちなんだね、
火, …あぁ、心配になるくらいにな、
鳴, …ワタシも、居た、
心配になるくらい優しくて、大好きだったヒト、
ワタシがいなくなったせいで、悲しくさせちゃった、
火, ……ソイツ、なんつってたの、
鳴, …「いかないで」「独りにしないで」って言ってた、
ワタシ、初めてショウカが、あんなに泣いてるの見た、
火, ……ショウカ、か、
鳴, ショウカはね、寂しがり屋さんだから、ダレかが居てくれないとダメなの、
最初はすごく心配だった、だけど、イマは大丈夫。オニさんたちのおかげ。
火, ………、
ショウカはよく寝る。
リビングでも、オレの部屋でも、仕事中でも、
場所やジカンなんて関係なしに、眠いトキは寝る。
そのトキ稀に、悪夢を見るらしい。
アセをたくさんかいて、カオをしかめて、何かを探るようにテを上に掲げる。
「いかないで、メイリ」
「独りにしないで、ケイト」
そう呟きながら、行き場のない頼りないテで空気を掴む。
そして、オレやメイ、カノンがそのテを繋ぐと、スイッチが切れたように深い眠りにつく。
火, …そうだといいな、
鳴, …オニさん、ワタシが守ってあげる、絶対シなせないから、
だから、少し休んで、?
火, ……あぁ、
もう流石に、限界来てるわ、
鳴, 大丈夫、ムリしなくていい、
ワタシ、エルフ以外コロさない、
火, …ありがと、な、メイ、リ……
莉, っ、花音、!
花, …!りー子じゃない!
そんな慌ててどうしたのよ、
莉, ……っ、か、
かっきーが、
かっきーが危ないんだ。
乗っ取られちゃう、
誰かを傷付けちゃう、
阻止するために頑張ってるけど、それもいつまで持つか分からないんだ、
花, …りー子?
莉, かっきーが…
っひゅ、っ、か、かっきー、が…げほっ、
花, …りー子、落ち着いて?
ゆっくり、ゆっくりでいいから、
莉, かひゅ、はっ、はぁっ、
死んじゃ…どうしよ、かっきーが…し、死んじゃ……っ、
翠(カキ)(…全部オマエのせいだよ、ざまーみろよ、笑)
(ドスッ)
流れてくる。
どんなに時間が経っても、本人が目の前にいても、
あいつが死んで、全て解決したとしても、
消えない。
そう簡単には、消えてくれない。
すらすらと出てくる罵声の数々、辛そうなあの目、零れた涙、突き刺さった刃、
腹から伝って、流れる血。
まだ、解決しちゃいない。
今までも、これからも、僕の人生を蝕み続ける、憎くて辛い嘘の記憶。
ざまーみろ。求めるからだ。
求めるからこうなるんだ。
誰かを求めるなんて間違ってた。
穴まみれのバケツに水を汲んだって、全部零れるに決まってる。
すくいきれないなら、最初からでしゃばるなよ。
花, 末吉が……?
紫, …はっ、ヒスイ、?
花, …しお、りー子頼んだ。私末吉のところ行ってくる。
念の為袋とか用意しときな。吐いちゃうかもだから、
紫, りょーかいっす、
花, …末吉、