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短編下手くそです
Rはいります…
地雷さん逃げてください
バレンタインネタ……かもしれないけど
そうじゃないかもしれない
⚠️nmmn🔞作品
⚠️バースネタ(少し変換)
⚠️ヘタクソ
⚠️自己満作品
↓どうぞ…?
__________
甘い匂いがした
彼に触れると俺が感じることのできなかった
甘い美味しそうな匂い
何を食べても美味しいそうと思えなかったのに
彼に触れると、いや触れられたら
彼が美味しそうと思えた
だけどそんな彼は俺が今まで嫌っていた人物だった
_______
nk「きんとき〜!」
親友の声が聞こえた
高校の時からの友達で、あだ名はNakamu
パンダのパーカーが特徴的で、甘いものが好きな女子みたいな男子
俺が無くした感覚のを知る、たった1人の親友
友情の意味で大好きで、信頼できる友達だ
俺には味覚がない
高校2年の時、Nakamuと出かけた際に『味覚』がなくなっていた
Nakamuと一緒に行ったケーキ屋さん
結構並んで、やっと食べれたと思ったら味がしなくて
Nakamuに食べてもらったけど普通に甘くて美味しかったって
俺だけ何も感じなかった
一緒に病院に行ったけど、理由は分からなかった
けど、俺にはなんとなく想像がつくようなものがあった
の存在
あまり信じたくないが、この世には3種の人間が存在する
一つは普通の人間。
何もない、ただの平穏な生活を送る人
味覚をなくす前の俺のような普通の人
二つ目は『フォーク』
『ケーキ』の人間を美味しいと感じる人間のことだ
何かが原因で味覚を失う、というのがこの人種のつきもの
三つ目は『ケーキ』
『フォーク』に美味しいと感じられる人間のこと
『フォークに出会うまでは自分が『ケーキ』という事はわからない
『ケーキ』の血肉や体液は全て甘く感じるらしい
俺が該当するとすれば『フォーク』
『ケーキ』を食べる存在で、味覚がない
今わかってるのは味覚がないことだけど、『ケーキ』と出会ってしまえば
本能的に『ケーキ』を食べたいと思ってしまうらしい
Nakamuとは古い付き合いだし、近くにいても何もなかったから
Nakamuはケーキじゃない、はず
まあ俺としては『ケーキ』には会わないというのが1番いい選択肢だ
相手に迷惑かけるし、俺だって知らない人を美味しいと感じても、いい気がしない
「…きんとき?おーい、きんとき?」
kn「あぁ…ごめんw、何?」
nk「明日って、きんとき何限目からだっけ?」
kn「俺は……2限目から」
自分の手帳を取り出して確認すると、明日の日にちには2限という文字
Nakamuと俺の学科は違うから、時間が合う時もあれば合わない時もある
nk「俺、明日は3限目からなんだよね〜」
彼はうーんっと唸り、2人で大学の門をくぐって大学内に入る
大学内に入ると女子と男子の人だかりができていた
1人の男を真ん中として
mb「ぶるーく!今日さ、夜空いてない?」
?「ん〜?今日はねぇ…空いてるよ〜?」
眠そうな少し大きめの声が聞こえ反射的に真ん中の人物に目がいく
タレ目がちな青い瞳、眠そうな瞼と整った顔立ち
彼方此方にははねた色素の薄い茶色い髪は彼のつける白いヘッドホンによって抑えられ
今はそのヘッドホンを外している
あいつの名前はBroooock
外国育ちで中国語、英語、日本語が話せるトリリンガル
何回も告白され、その度に柔らかく断ってるそうだ
この前も3年の美人な先輩に告られたけど断った、という話をNakamuから聞いた
その整った顔立ちとコミュニケーション能力の高さで、毎日のように人だかりができる
俺はそんなあいつが嫌いだ
中学から同じだが話すことは一回もないし、クラスも一緒になったこともない
Nakamuから高校の時に話を聞いたぐらいだった
勉強はできるし、運動もそこそこ
明るい性格を持ち合わせ、人生勝ち組のような奴
俺の中でのあいつのイメージはそんなんだった
mb「あっきんとき!おはよ〜!」
ぶるーくに行っていた視線がその一声で俺に向く
ぶるーくのことを散々言ったものの、俺も一応周りに人だかりができる
俺はその前に毎回逃げ出す
毎回、昼休みなどになれば主に男子の人だかりができ
Nakamuと苦笑するというのが普通だ
だけど今回は校舎前でそんなことがあったため
ぶるーくの横を通り過ぎて校舎に入らなくてはならなかった
俺は足早で前に進む
誰にも追いかけてこられないように、あいつの横を早く通り抜けるために
その時だった
俺の腕が掴まれたのは
掴まれた瞬間、体の熱が上がってきて
鼻に甘い匂いがかすめた
nk「ッきんときっ!」
Nakamuの声を聞いて、俺は誰かに腕を掴まれたまま校舎に入って行った
ぼーっとした状態で俺は前を歩く、男を見る
……この人…『ケーキ』?
甘い匂いがする、美味しそう
どんなお菓子を食べても味覚がないんじゃ意味がなくて
食べてこなくって、美味しそうとも感じてなかったのに
今、目の前にいる男が美味しそうと思えた
ある部屋に入ると、ベッドに放り出される
あぁ…大学の保健室、か
ベッドがあるのは大学内の保健室しかないし
わざわざ連れてきてもらってしまった
?「ねぇッ、君フォークでしょ……ッ?」
少し辛そうな声が聞こえて、顔を上げると
そこには俺の大っ嫌いな顔があった
next_🔞
2000文字…お疲れ様です