コマ「忙しいね……」
呑気に眉を下げて混沌な風景を見やるコマ。
タツヒト『だが、姫川君とアゲハさんとPD700Rカスタムを止める為には、
そのパワードスーツが有効だ』
タツヒト『そのまま脱がずに我々と合流してくれ』←←
タツヒトはめっちゃ無責任な事を言い放つと、ブツッと通信を切ってしまった
3人はあっけらか~んとしてその場に立ち尽くす
ゴロミ「彼奴……結構無茶な事ツルッと言ってきたな…;」
ゴロミはひょこッと現れ、ぼそりと突っ込んだ
アゲハとフブキはPD700Rカスタムの手を掴み、只管低空飛行を続ける
PD700Rカスタムも黙って2人に引っ張られている
少しして、2人は同時に止まった
フブキ「っと…」
アゲハ「ここまで来れば大丈夫だよね…」
フブキ「そうね」
2人が安心しきっていると、前の茂みから突如現れるタツヒト達。
タツヒト「読みは当たった様だね」
アゲハ/フブキ「「ぇ…?」」
2人は驚いて其方を振り返る
タツヒト「人目を避けてジェットブーツで移動するとなれば、この道を通る、
と思っていたよ」
フブキ「さっすが阿波戸先輩ですね…」
フブキは苦虫を嚙み潰したような表情で笑う
タツヒト「ソイツは、破壊しなければならない」
タツヒトは冷たく言い放ち、ガチャリとランチャーを構えた
フブキ「クッ…」
フブキは悔しそうに拳を握りしめ、アゲハはどうしたらいいか分からずオロオロする
すると、今まで沈黙を押し通していたPD700Rカスタムが、突然行動を始めた
PD700Rカスタムは勢いをつけて走り、タツヒト達に思いっきりタックルをかました
「「「「うわぁぁぁっ!!」」」」
4人は悲鳴を上げて吹っ飛ばされ、地面に叩き付けられた
フブキ「すごい…///」
フブキは頬を染めて歓喜する
タツヒト「まだまだ……
未来科学クラブの力、舐めないでくれたまえ!」
ゆっくりと立ち上がるタツヒト達に、PD700Rカスタムは振り向く
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続き待ってます!!