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地上側視点(1日目 犠牲者数0 残り主催者は3)
少し話していると雛ちゃんがいつの間にかいなくなっていることに気がついた。
『誰か、雛ちゃんがどこに行ったか分かる?』と萌音ちゃんが地上側のみんなに聞いた。
すると、和也くんがこう言った。「多分、2階の沢山部屋のある場所に行ったんじゃないかな。」
私たちは2階に行こうとしたが、廊下から誰かが来ていた。館の侍女みたいだ。
侍女は私たちを見つけ話し始めた。
「あら、貴方達はこの館に招待された16名の中の地上側の8名ですよね。さっきまでいた、執事
の引き継ぎが私です。一日に各一人ずつ私が“はい”か“いいえ”で答えられる質問出来ます。 何か今質問したいことはありますか?」
『じゃあ、1ついいですか?地上側と地下側の主催者の内訳は地上側2人と地下側に一人ですか?』
と萌音ちゃんが侍女に対し聞いた。それに対し侍女は「はい」と答えた。
他の人は、何も尋ねなかった。
その後9名で2階に上がった。
2階に向かうと、そこには雛ちゃんとロボットが居た。
「よかった。ここに居て…。探したんだよ。」と和也くんが雛ちゃんにむかって言った。
「私もみんなが来てくれてよかったよ。1人で先に探索していたら、あるロボットを見つけたから
どう思うか聞きたくて。」
そうしていると、ロボットが話し始めた。
「私はなかまである。情報はいる?」
とひたすら繰り返すだけだった。
「ずっとこの言葉を繰り返すだけで、他のこと話さなくて…」と雛ちゃんは困惑したように言った
『じゃあ、私が話しかけてみるよ。』と花蓮ちゃんが言った。
『貴方、情報何か知っているんでしょ?』話しかけてみると、ロボットはこう言った。
「情報?それは失敗を恐れないということかな。失敗することで何か進展するかもね…。」
それを話したら、ロボットは何も話さなくなった。
『さっきの発言何だったんだろうね。』と花蓮ちゃんは思った。
すると、先程の侍女が来てこう言った。
「皆様、時間が訪れました。今日はルール説明とかがあって時間が少なかったですよね。明日は
今日より時間がありますので…。」
侍女の話が終わると、私たちは光に包まれた。
『ここは…』
目を覚ますとある部屋に来ていた。ドアノブをひねるがドアは開かない。
地上側視点 1日目終了
『貴方達は…誰ですか…?』
「主催者側の人ですよ。そんな身構えなくても、一瞬ですから、ね。」