体調不良系っていいよね👍️
メイン:総統、書記長
雷恐怖症の総統様と寄り添う書記長です。
ちなむと前に貰ったリクの一つ、「総統様が恐怖症&体調不良になる」みたいなやつあったんですが
恐怖症と体調不良を両立するのはまだ慣れていないので体調不良はまた今度書かせていただこうかなって思います。
本当にすみません🙇
※実在する団体・又は個人、出来事との関係は一切ございません。
※非公式です。
…まぁ、楽しんでいってください…笑
念のワンク添え
本編へどぞ
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tn side
「 ん”ん〜……やっと書類終わったぁ〜… 」
現在の時刻は午前一時
ふぅ、と一息ついてから数時間前ぐらいにマグカップへと淹れた珈琲を口へ流し込む
最初は数え切れない程すんごい山が積み上がっていたのに今は数十枚ぐらいしか残っていない書類へと視線を向けながら、今日の予定を脳内で思い返す
特に今日は重要な予定は無く、それに仕事も全て終わらせたので久しぶりにゆっくり寝れそうだと安堵する
此処は我々軍基地。
最近は新聞や談話室に置いてあるテレビ等に目を通すとずっと我が軍についての話しか出てこない
……えーっと、最近見たやつとかやったら…「A国との戦争」とかやっけ?
まぁ雑魚でしたわあの軍、数週間でなんとか終わって良かったわ…
まぁお陰で戦後の仕事の多さがやばすぎて休暇が取れない自体が発生したんですけどねぇ…何処ぞの屑と狂犬共とかと何処ぞの脅威さん達が元気よ~くサボったり内ゲバしたりとほんまもう…コイツラしばいたろかまじで()
まぁそれでも説教ぐらいしかしなかった俺偉い、ほんま偉い
元々怒りやすいと言えばええか分からんけどまぁそんなもんやったし、しかも書類やったら尚更八つ当たりとかしてまうかもしれんから安心したわ
「 …って何一人で喋っとるんやろ 」
「 はぁ〜…疲れとるんかな、はよ書類提出して休まな… 」
ふぅ…と再度溜息をつき、椅子から立ち上がって机においてある書類を手に取る
寝不足のせいか分からないが、少しグラッと視界が揺れた気がする
えー…そういや日って何回昇っとったん見たっけ、3までは覚えとるんやけどなぁ…4徹しとるんかな(?)
まぁ後から休んどけばええやろ!
そう思いながら終わった書類を持ちながら書記長室から廊下へと足を踏み出す。
そして行き先は一つ、この遅い時間帯だが仕事の多さがやばかった気がするので起きていると思う我らが総統、grが居るであろう総統室へ向かう。
ピカッ! ゴロゴロ……
「 うわ……雷うるさ… 」
ゴロゴロとこんな夜中に鳴り響く雷の音がうるさすぎてつい愚痴ってしまった
でもこれは雷さんサイドが悪いと思う、うん。やって寝ている奴らも居るんにうるさすぎるやろうが
ザーザーと雨が窓に当たる音が微かに聴こえ、耳障りな音やなぁと思いながら歩くスピードは変えずに総統室へ。
…多分これhtとかやったらビビっとるやろうなぁ
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コンコン
「 tnです。 」
…
総統室に着いたので扉をノックする
いつもは此処で「 入っていいぞ 」とgrさんに言われるのに今日はやけに静かだった。
寝ているんかな、と思ったけど流石に起きてそうやし折角書類持ってきたんや、いちいち持って帰るん面倒いし置いていこーと考えながらドアノブへ手を差し伸べる
「 …失礼しまーす… 」
寝ている可能性もあるのでいつもより小声でそう言いながらそーっと音を立てないよう扉を開き、総統室へ入っていく
辺りを見渡すと、部屋は明かりもついてない真っ暗な状態で、…いや、真っ暗な状態はちょっと言い過ぎたのかもしれない
窓から差し込む夜の光が暗い部屋を照らしている。……雷が鳴っていてたまに凄い光が差し込んだりしてくるけど
ただgrさんの姿だけが見えないので少し不安になった
…が、そう思っていたのもつかの間ですぐに見つかった。
「 …あ、grさん居った……って大丈夫か? 」
「 ぁッ……と、tn氏… 」
目の前に居るのは机の下で毛布を被りながら蹲っているgrさん
いつものような威厳のある姿は消え、今は例えると…何かに怖がっている子供のように涙目になりながらガタガタと震えている
真っ暗でほぼ何も見えないがこれでも幹部を務めている為、真っ暗の中潜入するというのも過去に経験したことがあり、暗闇は慣れている方である
まぁこれで一度ガバッたこともあるのは苦い思い出でもある
…閑話休題。
今のgrさんの様子を見て、少し吃驚しながら見つめていると微かに聞こえる呼吸音で冷静になった
grさんの方から微かに聞こえてくる過呼吸気味になった呼吸音、……過呼吸気味???
「 え、ちょ、grさん大丈夫なん?!過呼吸なっとるけど… 」
「 はぁッ……ま、まぁ一応大丈夫だz((( ゴロゴロ!!
「 ひッ!? 」
喋っている途中に雷の音が窓を通り越して部屋中に鳴り響いていく
音が鳴ったと同時にgrさんから情けないような怯えているような声がした
「 ……あ、そうかgrさんそういや… 」
「 …すまん 」
「 いや、俺もちょっと仕事詰めで忘れとったわ…ほんまに申し訳ないですわ… 」
「 忘れるのもあるあるだから大丈夫だ…、tn氏が来てくれてほんまに安心したゾ… 」
安心したのか、何かに怯えていたような真っ青になっていた表情に血色感が戻っていく
ガタガタと震えていた身体も俺が来たお陰か、落ち着いてきている
grさんは雷恐怖症や
意外や!と思う人も多いかもしれんけど…過去のトラウマから出てきているらしい
ちなみにトラウマの詳しい話は本人も話したくないだろうと思い、無理に聞き込もうとはしていない
…まぁ立場が逆やったらコイツは聞いてきたんやろうけれどもな
冷静に考えてみれば誰に話しかけているのかも分からんがそんなことを脳内で呟きながらホットココアを作り、ソファーに座っているgrさんへと渡す。
ミルクの方が良かったかもしれないと思ったが、俺が渡したホットココアを微笑みながら飲む彼を見てその考えもパッってシャボン玉が壊れる時のように消えていった
「 …落ち着いたか? 」
「 あぁ、有難うなw 」
「 別にええよ、grさんも大変やろ?…ほら 」
そう言いながら俺はソファーの目の前に置かれている机の方にお菓子を置いていく
「 ?!…これはどういう…? 」
「 w、今だけ仕事とか忘れてゆっくりしよーや 」
「 だ、だが… 」
「 別にこんな日とかあってもええやん。俺も時間とか大丈夫やし 」
「 あ、ありがとう…? 」
「 なんで疑問系やねんww 」
お互い笑みを零しながら俺は珈琲を、grさんはホットココアを飲みながら用意したお菓子を食べる。
ちなみに俺が用意したお菓子は元々grさんに渡そうとしていたマカロンとクッキー、
それと最近grさんの脱走時によくお世話になっているカフェの店主である国民から日頃のお礼に、と渡された苺のショートケーキとフルーツタルトである
ほんまに店主さんには感謝しかない()
「 …よくお前こんなもん持っていたな……あ、ショートケーキもーらい 」
「 まぁ、貰いもんとか日頃のお礼みたいなんで準備してたんですけどね、って取られた…フルーツもーらい 」
「 そうか、…なんか嬉しいなw 」
ケーキの取り合い(?)をしながら二人でお茶会をし始める
…仕事詰めでこうやってgrさんとお茶会をするのも久しぶりで自分としては内心嬉しい…のは此処だけの秘密
先程まで元気が無かったgrさんも、ずっと鳴り続けている雷には吃驚しているが、先程より楽しそうな笑みを浮かべているので良かった
雷が怖い、というのは俺にはよくわからない、
…でも、分からなくてもこうやって支えることが出来たら良いなと思う。
それで、コイツが怖いという気持ちを忘れることが出来るのなら
「 tn氏? 」
「 んぁ?あー…すまんちょっと考え事しとったw 」
「 んー、そうか!なら良かったゾ 」
「 grさんも元気出てるようで良かったわ 」
「 …本当に有難うな、tn氏 」
「 …w、別に気にしてませんし大丈夫ですよ 」
そう彼に言葉を返し、フルーツタルトを口にする
……久しぶりに食べたせいか分からないが、いつもより美味しかった。
また雷雨の時とか誘ってみるか。
ちなみにgrさんがまだ怖いから寝るまで一緒に居て欲しいと言ってきたので一緒に寝ました
(別に俺は布団を敷いてその部屋で寝ただけなので一緒のベッドで寝てはない)
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体調不良系書くの久しぶりな感じがしてすんごい難しい…😓
まぁ結構頑張った方じゃないですか、自分的には(?)
ここまでで3700文字なんで…多分最低2000文字ぐらいは打てた、やったぜ
あとがきは此処までにしておきますか。
なんかどっか違うなぁと思うのでまたリベンジします💪
読んで頂きありがとうございました、また次回にお会いしましょう
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