コメント
3件
やだーーー!!!! 嬉しいじゃん?!センスとか、、、 てか30人も創ったんだね?!めちゃくちゃ凄いじゃないか!!! 名前もそうやって決めてたの?センスありすぎない??素敵だよ??素敵だよ??(しつこい)
今回初なので、私について書きました!!! ちなみに友達は露酒ちゃんですっ!!! 沢山見て、沢山コメントして貰えると嬉しいです(*´∇`*)
一人の学生が友達と絵を描いていた。
友達はセンスに溢れていた。その学生もまた、負けじと絵を練習した。
彼女らの中で流行っていたのは、創作のキャラを作ることだった。
自分の創造を絵に現すことが、何故か楽しかったようだ。
友達は一人目を描き出す。
学生はその姿を追うように、自分のキャラを描き出した。
どんな完成にするか。そんなことは事前に考えない。
描いている手に全てを委ねるのだ。
失敗は無い。
出来上がった。
やはり友達は素晴らしい出来だ。
可愛らしいデザインで、センスがある。
さて、彼女はどうだろう。
…とてもシンプルで、そこまでセンスを感じない。
だが、凄まじい能力を持っていると言うのだ。
彼女は描きあげた女性に”咲宮理央”と名付けた。
由来は不明。だが彼女は気に入っていた。
彼女は楽しくなり、再びキャラを作り続けた。
ただ自分が満足するために作り続けたのだ。
名の無い者も居た。
それでも彼女の創造や描き続ける手は止まらなかったのだ。
咲宮理央が現れた日から三年が経った。
気がつけば、創作のキャラは三十人以上にもなっていた。
いや、三十人どころでは無いのかもしれない。
彼女は今日も創造する。
また一人生まれた。
ところがある日、彼女は小説アプリを見つける。
これまでの創造を見てもらいたい。
好奇心でインストールした。
せっかくなら出来たキャラで活動しよう。
だが、名は無い。
何か付けねば。
非日常に見えてしまうキャラにしよう。
年齢も、性別も、生まれた場所だって分からない。
ならば、プロフィールは真っ”白”で、
“空”白だらけ。
謎でまみれているのだから、「?」と人はなってしまう。
“白空果無”。
即興ではあるが、それで良い。
そうやって生きてきたのだから。
こうして、私は今に至るのである。