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「誰がこのゲームを頼んだの?」
「こいつを釣ろうぜ」
「いやいや」
ざわざわ
「めい、どうする?」
「う〜ん。時間がもったいないね」
「うん」
「あ、」
「思いついた?」
「うん」
めいはいいことを思いついた。
「ちょっとみんなこの封筒の中身見よう〜」
「あ、そうだった」
「さすが、委員長」
「早く見よう」
「早く見せろ」
「OK」
めいは私が持っていたカードを取って、読んだ。
「え〜と、虐待?」
「どういうこと?」
「ふざけないでよ」
「虐待って書いているよ。見て」
めいが持っていたカードには、黒いカードに赤い文字で虐待っと書いてあった。
「これに関係する人がいるのかな」
「あ、それだったら」
「どうしたの?杏奈」
「あのさ、確かだけど、あやかのお父さんに虐待されているって聞いたことある。」
「もう、吉田じゃん」
「こいつを釣ろうぜ」
「以外」
「ちょっと待ってよ。私が申し込んでいないから」
「杏奈が言ってたよ」
「そうだよ」
「私、虐待はあるけど、申し込んでいないから」
「虐待はあるじゃん」
「そうそう。可能性もある」
「あと、申し込んだ人が正直に言う?」
「言わないよ」
「吉田で決定〜」
「このゲーム楽勝じゃん」
「そうそう」
「ちょっと…」
「みんな、他にも虐待を受けている人もいるかもよ?」
「それでも、誰も言わないだろ」
ここで音楽がなった。
「これから、投票をします。スマホを出して脱落をさせたい人のボタンを押してください。」
「みんな吉田にな」
「OK」
「違うよ…」
「絶対にそう」
私は迷った。これで、決めていいのか
結局、〇〇に投票した。
「結果が集まりました。脱落者は…」
「そんな粘らないで早く言って」
「そうだよ」
「脱落者は吉田あやかさんです。」
「うそ…」
「吉田あやかさんに19票集まりました。」
「あと、1票は?」
「山口杏奈さんです。」
「え、あやかやった?」
「…」
「ねえ、あやか」
「あやかさんはここで脱落です。」
中に暗くなった。
「え」
「停電?」
「早く、明かりつけてよ」
明かりがついた。
「ゲームマスター、あやかを脱落させてよ」
「脱落しましたよ」
「え?」
「確認してください」
確認したところ、あやかがいなかった。
「あれ?あやかはどこ?」
「暗くなった時に脱落したんじゃない?」
「そっか」
「そう」
「そろそろ、次のゲームをします。次のゲームは…」