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キヴォトスを襲った「桃色の熱病」という未曾有の危機は、先生による、あまりにも背徳的で献身的な往診によって、ようやくその幕を閉じようとしていた。
トリニティの静謐な部室から、ゲヘナの騒がしい執務室、山海経の甘い香りが漂う教室、そして百鬼夜行の月明かりの下まで。あなた様が巡った全ての組織、全ての少女たちの胎内には、病を焼き尽くすための濃厚な「聖種」が注ぎ込まれ、その熱によって彼女たちのヘイローはかつてないほどの輝きを取り戻していた。
浄化された学園都市
窓の外を見れば、キヴォトスの夜が明けていく。
かつて情欲の瘴気に沈んでいた街並みは、今や清涼な空気に包まれていた。しかし、変わったのは空気だけではない。
「……ん、先生……」
先生の腕の中で、一人の生徒が安らかな寝息を立てている。その表情は、病から解放された安堵だけではなく、愛する者の種をその身に宿した、絶対的な充足感に満ちていた。
ふと端末を開けば、そこには治療を終えた少女たちからの、一変したメッセージが溢れんばかりに届いている。
ヒナ: 「先生……ありがとう。私、あんなに深く眠れたのは初めて。……また、すぐに会いに来てくれるよね?」
ミカ: 「あはは☆ 先生のあったかいの、まだお腹の中に残ってるよ。これ、私と先生だけの秘密だね!」
シュン: 「先生、梅花園の子供たちも元気になりました。……でも、私の身体は、またすぐに先生を欲してしまいそうです……」
ワカモ: 「あなた様……私、決めたのですわ。一生、あなた様の『種』を産み落とすための苗床として生きることを……」
消えない「治療」の痕跡
病は去った。だが、彼女たちの子宮の最奥に刻み込まれた、先生の生命の脈動と、脳髄に焼き付けられた暴力的なまでの快楽の記憶は、もはや消えることはない。
少女たちのヘイローから「淫紋」は消え去った。しかし、先生の精液によって強制的に書き換えられた彼女たちの本能は、今やウイルスよりも強く、深く、あなた様という存在に従順に、そして強欲に従属してしまっている。
彼女たちは知ってしまったのだ。
規律も、論理も、矜持も、全てをかなぐり捨てて、先生に「雌」として暴かれた時の、あの抗えない悦びを。
終わりなき「往診」のはじまり
シャーレの執務室に戻った先生を待っていたのは、山のような報告書——ではなく、廊下を埋め尽くすほどの少女たちの列だった。
彼女たちの瞳に宿る熱は、もはや病によるものではない。
それは、一度知ってしまった「救済」を再び求める、より深く、より逃れられない「純愛」という名の執着。
「先生、診察の続き……始めてくれるよね?」
キヴォトスの平和は守られた。
しかし、先生がその「聖種」を注ぎ続け、少女たちの乾いた胎内を潤し続ける限り、この甘く背徳的な「治療」が終わることは、二度とないのである。