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灰 谷 受 け

パ ク リ ・ 参 考 ❌

以 下 空 白 省 略






突然部屋に入ってきた男の姿を見て

二人は固まった __


蘭「 な……なんでお前がここにいんの ? 」

竜「 まさか俺らを…… ? 」


怯える二人に男はにっこり微笑んだ


「いや?別にお前らに用はない」


その言葉に二人はホッと胸を撫で下ろした 。

しかし次の瞬間、男は言った 。


「 でも俺の可愛い恋人に用があって

来たんだよ 」


男はベッドでくつろぐ二人をひょいと持ち上げると寝室を出ていった。


蘭「 おい!待てよ!ふざけんな! 」

竜「 離せよ!何する気だよ! 」



二人が暴れるのを無視して

男はある部屋の扉を開けた 。

そこはベッドが置かれただけの部屋だった 。

そしてベッドの上には裸の女がいた 。

女は蘭と竜胆に気がつくと 、

驚いたような顔をしたが、すぐに笑顔になった 。

その反応を見た蘭と竜胆はますます混乱した 。

何故この女は自分たちが

連れてこられたのに驚かないのか。



竜「 なんで … ?だって俺たち …… 」

蘭「 あんたも梵天の人か ? 」


二人が尋ねると女はにっこり笑って答えた 。


「 ううん、違うよ 」


それを聞いて二人は安心したような、

がっかりしたような複雑な気持ちになった 。

しかし次の瞬間、その考えは吹き飛んだ。

女が指差した先にあったのは ___


見覚えのある顔だった



蘭・竜「 え…… ? 」


そこにいたのは紛れもなく自分たちだった 。

しかも全裸である 。

どういうことだと戸惑っているうちに

女は二人に近づくと言った。


「 ごめんね、 」

「 私は蘭ちゃんと竜ちゃんしか愛せないもん 」

「 だからこの子たちは 、」


偽物なの ___


女はそう言うと二人の頬を撫でた。

その仕草はとても優しかった。

だが二人は恐怖しか感じなかった。

何故なら自分たちと同じ顔の男が

二人もいるのだ。

しかもどちらも裸である。

それが意味することは一つしかなかった。


蘭「 俺たちをどうする気だよ…… 」


震える声で尋ねる蘭に女はにっこり

微笑んだまま言った


『 大丈夫だよ_ ♥ 』




✄——————-‐✄





NEXT … ♥ 500

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