どろどろ系を書きたいので、黄青で書きます。!
「」←青
『』←黄
[]←その他
nmmn
黄 攻
青 受
「んん”ッ~~~…//」
[いや、青くんは可愛いね]
「ありがとうございます…ッ」
本当は嬉しくない。いつの日か男の人の”モノ”を必要として縋っていた
全部、全部
彼奴のせいだ。
僕を壊したのも
僕をこんな風にしたのも
全部…
“彼奴のせい”
「黄くんって居ますか~?」
[お、黄の彼女さん]
[いらっしゃい。]
[ごめんね今黄居なくてさ~]
「えぇ…そうなんですか…」
[多分体育館裏に行ったと思うんだけど、]
「…!!行ってみます!」
「ありがとうございました!!」
[は~い]
この時の僕はただ純粋で何も考えてなかった。
同い年の黄くんと交際をしていたけど黄くんはLINEで教室来てって言うくせにいつも教室に居ない。
男女からモテモテだった黄くんはこんな僕を愛してくれていたんだって思うと嬉しくてLINEで呼ばれただけで心の底から嬉しさが湧き上がってきた。
でも、それは違った
「あ…居た!」
「え…??」
『チュッ』
[んも~、キス魔なんだから♡]
『モブちゃんが可愛くてつい…笑』
「……」
ここで僕は気が付いた
ただ利用されていただけだったんだって。
最愛の人を奪われて、涙が止まらなかった
でも今思い返して見れば”愛してる”なんて言われた事無かった
キスもされた事無かった。
でも僕はそれでも黄くんの事が好きだった
それは、純粋だったから?
いや違う。
好きだって思わせる為に洗脳をされてたから。
それをただ自分で純粋と勘違いしていただけだ
そう思う行為をずっと黄くんはしていた。
あれから数ヶ月。
最近ではLINEで呼び出しすらない。
そこから必要とされたいと思い始めて色んな人とヤった
黄くんを忘れたかったから
とか言いつつ別れ話は出来ていない。
怖いから_。
[今日も気持ちよかったよ♡]
「本当ですか?ありがとうございます!」
[また頼むね~]
「はい!」
男の人は体さえあれば良い。
「腰いたっ…」
ブブッ
通知が鳴った。
見たら黄くんだった
【最近何してるの?随分と連絡して来ないけど】
「…ずっとほたらかしにしてたくせに。」
なんて呟きながら返信をした。
【ごめんね、最近忙しくて】
と返して家に帰った
ピンポーン
インターホンが鳴った。
時計を見ると0時を越していた
「誰だよこんな時間に…」
眠たい目を擦りながら玄関に向かった
「…は?」
そこには黄くんが立っていた
『青ちゃん、』
「何でここにッ…」
『僕の事嫌い?』
「…」
本当は思いっきり嫌いって言ってやりたい。それを堪えた
『何か言ってよ、』
「…どうしたの?何かあった?」
話を逸らした。
怖かったから。
『…別に』
『寝れないから青ちゃんに会いに来た』
こんな時間に非常識かよとか考えながら苦笑いをした。
「明日も学校でしょ?家に帰ったら?」
『……』
黄くんは何かを考えるように止まった
『…青ちゃん家に泊まる』
「え…?」
目を見開いて驚いた
今までそんな事言われたこと無かったのに。
「ちょっとそれは…」
『恋人なんだしいいでしょ?』
『何かやましい事でもあるの?』
恋人らしい事を一つもしたこと無いのにこういう時だけそうやって言う。
「…別に何もないよ」
「良いよ、家入って?」
そう言うと笑顔で入ってきた。
『青ちゃん家初めてだ』
ふにゃっと笑いながらこっちを見てきた
「……そうだね」
『何か青ちゃん変わった?』
「へ…そうかな?」
『この前までは無邪気笑ってたのに…』
『今はまるで別人みたい』
「…」
僕を壊したのは誰だ
「…寝よ?」
『じゃあ…青ちゃんと寝ようかな』
「…!」
「あ…じゃあ黄くんは僕のベットで寝て?」
「僕ソファーで寝るね」
『僕は青ちゃんと寝たいの』
『青ちゃんソファーで寝るなら僕もこっちでいいよ』
「は…」
『何、嫌なの?』
「…別に…」
『…何か匂い変わった?』
「…そうかな?」
ベットで2人で寝ていると急に言われた
『前の青ちゃんはこんな匂いじゃなかった』
「そうだっけ?記憶にないや、笑」
『まるで…他の男の匂いみたい』
「…ビクッ」
勘づかれそうになった。
『…青ちゃんに限ってそんな事ないよね笑』
「うん…」
怖い
まるで僕の事を監視してるみたいに勘づかれる。
まぁ、黄くんも浮気してるからお互い様なんだけどね。笑
〜翌日〜
「ん~…重っ…」
横を見ると僕に抱きつきながら寝ている黄くん。
『んん~…あ、青ちゃん
おはようございます。』
「うん…おはよ」
『今何時ですか?』
「今は…7:00だね」
「てかもう帰る?」
『…どうしてですか?』
どうしても何もそっちは浮気相手居るんだから普通気にするでしょ、
「いや…気になった。」
『……』
黄くんは何かを考え込むようにするとこっちを見て口を開いた
『帰らないです。』
「…え??」
まさかの返しで唖然とした
こっちは迷惑だ!!
と言うのを我慢した
「何で…」
『青ちゃんとの時間を費やそうと思いまして』
「…は?」
何を言ってるんだ…??
『僕達は恋人ですし…』
『デートもした事ないでしょう?』
『これからは青ちゃんの為に時間を作ります。』
「いや要らなッ…」
『浮気ですか?』
「何でそうなるの…。」
そっちにそのまま返したかったくらい。
『じゃあ否定しないでください。』
「…、」
黄くんに振り回されて疲れた。
嫌になる。
コメント
1件
すきです😭😭これからどうなるのかな❓応援してます❕︎︎👍🏻