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チャイムが鳴る。

空は青くて鳥が鳴いている。

今日も俺は学校へ登校する。

また始まる。普通の日常。

「だる…」

ぶっちゃけ学校はつまらない、

頭の中でこんな学校なら良いのに、と、何度唱えただろう。

同じ授業、同じ友達、同じ先生、

同じ空気、同じ席。全てが…普通で


でもまぁ、俺にとっての普通は、

他の普通とは違うらしい。


      ・・・・・

何を隠そう、俺は視えている。


宙を漂う奴や、四肢が無いもの。

目しかない奴や顔だけが地面から

出ている奴もいる。


そんなものは見慣れた。


でも最近困る事がある。

それは教室の端に居るやつだ。

「(視えてるよね…分かるよ…、

なんで無視するの…ねぇ… )」

って、ずっと喋りかけてくる


俺のような視えている人は、基本

霊とは喋らないし、馴れ合わない。

だから喋ってはいけないのだ。

喋ったら最後…呪われるといわれている。呪われるのはごめんだ…。


とはいえ、うるさい…。


「(無視だ……無視する…う……)」


少しは黙ってくれないかな…

視えてはいけない視える人

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