俺、赤は生まれ変わりました。

お久しぶりです。

サボってごめんなさい

どうぞ私を殴てください

俺、赤。転生しました

始まるよー

🎬 ´-

俺の人生は酷く醜いものだっただろう

母親はホストに夢中で父親はパチンコに行ってるくせにどちらも働きはしなかった。

お金を稼いで来ないと家に入れて貰えなくて

俺は毎日学校帰りに夜遅くまでバイトをしていた。

でも学校に通いながらバイトで3人分の生活費を稼ぐのはどうしても不可能だった。

だからどうしようもなくて俺は自分の身体を売った。

そうしてなんとか3人分の生活費を稼ぐしかなかったんだ。

学校だけが唯一の逃げ場

なんて訳もなくて俺がおじさんとラブホテルに入っていく所を1人のクラスメイトに見られていたらしく、次の日には学校中に広まっていた。

水の入ったバケツを投げられ、机や教科書には落書き。雑用は全部押し付けられ、裏では悪口をはかれる。

最初はこのよくあるいじめだけだったのに、

日に日にエスカレートしていき

放課後には殴られ、授業中にローターを入れられる。

無理やり犯されたり、 俺の裸の写真を取られクラスのグループLINEに送られたりもされた。

やっと家に帰れたと思えば、イライラしている母に気が済むまで殴られ、しまいには父親にまで毎日のように犯された。

俺の人生は生まれた時から醜かったんだ。

だからせめて、最後だけは美しく全てを終わらせたかった。高校の卒業式終わりに綺麗で広い海に飛び降りて。

あと１ヶ月後に卒業式。あとちょっとで全てが終わるんだ。だからそれまではどんなに辛いことがあっても頑張ろう。そう心に決めていた。

でも神様は「美しく全てを終わらせたい」という俺のたった一つの願いすら許してくれなかった。

夜遅く、いつものように身体を売って家に帰ってきた時、父と母が喧嘩をしていた。

喧嘩なんて毎日してたけど今日はやけに酷かった。

よく見ると2人の顔は真っ赤で火照っていた

2人はものすごく酔っている事がすぐにわかった。

巻き込まれる前に逃げよう。

そう足を動かしたときにはもう遅くて

2人に俺が帰ってきた事にきずかれてしまった。

母「あんたのせいよ。」

「あんたなんか生まれなければ！」

赤「っ、 ごめんなさっ」

母「誰もあんたに喋っていいなんて言って

ないのよ！」

父「ちっ、 イライラする。」

「こっち来い赤」

父に腕を捕まれ寝室へと連れて来られる。

ベットに投げられ荒々しく服を脱がされる。酔ってるのと イライラしてるのでいつもより奥をつかれてものすごく吐き気がした

何度も奥に奥にと父の棒を突きつけられている中ドアが開いてそこには母がナイフを持ってこちらを睨んでいた。

赤「んっ//あ”ぁ//」

「お”かぁしゃっ((泣」

母「お前なんか、ｼﾝｼﾞﾏｴ！」

ｸﾞｻｯｸﾞｻｯｸﾞｻｯ

赤「ｱ”ｱ”ｱ”ｱ 」

お母さんは俺を睨みながら何度も俺の顔面を、ナイフで刺し続けた。

もう顔と分からないぐらいに。

俺の人生はそうやって終わった。

最後まで醜かった。狂っていた。

愛なんてわかんなかった。

でももういい。幸せなんていらない。

愛なんていらない。どうせみんな裏切るんだから。

「お兄ちゃんが守るからね」

え、？

赤「んぅ、」

紫「あ！起きたよ！」

桃「え！まじ！？」

青「見せて見せて！」

橙「ほんや！かわえぇなぁ」

黄「赤ちゃん！」

え？だれ？なんで生きて……

赤「あぅ……？」

あれ？手なんでこんなに小さいの、？

紫「誕生おめでとう。赤くん！」

病室。小さな身体。誕生おめでとう。

俺、赤ちゃんに生まれ変わってる！？！？

1話終わりです。

みんなの反応楽しみにしてます