注意書き
特定の国に対する反感の助長や、戦争賛美などの反社会的思想の肯定や援護、誘発する意図はございません。
久しぶりのノベルなので下手っぴかもしれません。
※旧59有り、92名呼び、完全なるマイワールド
ある日の事だった。
日本の家に新作のゲームをしに行った時のこと。
「お邪魔します。」
「いらっしゃい。えーと、」
「Deutschlandです。日本からはドイツって呼ばれてます。」
日本のお父さん。日帝さんは優しい笑顔で俺
を出迎えてくれた。
テレビがある部屋が現在居間にしかないらしくそこへ通された。日本は飲み物を取ってくると言い席を外してしまった。 日帝さんと2人だけの空間は謎に威圧感があり体が固くなってくる。
沈黙が続く空間で最初に口を開いたのは日帝さんだった。
「ドイツくんは先輩…ナチス・ドイツの息子で合ってるよな。」
「えっ、あっ…はい。」
ナチス・ドイツの息子と言っても父との面識は無い。
生まれた時からくらい牢獄のような部屋に居て父からの愛と言える愛情は注がれたことがなかった。
「良かった。先輩には昔話お世話になってな。」
「そうだったんですか。」
日帝さんは懐かしむような眼で俺を見ていた。きっと、父と俺を重ね合わせているのだろう。何故か俺はそう考えると腹の奥底がぐるぐるするような気持ち悪さに襲われた。
すると、日帝さんはそんな俺にに気がついたのか、
「…日本から君の事は聞いている。さぞかし辛かっただろうな。」
と、言って俺の頭に手を置き平然と撫でた。
最初は混乱してどうすればいいのか分からなかったが、だんだんと腹の中のぐるぐるが無くなっていき目に涙を貯めていった。
その時日本が丁度戻ってきてしまい「え”?」と声を漏らした。
自分の友人の頭を撫でる父と頭を撫でられ泣きそうになっている友人。
誰が見ても異様な光景だっただろう。
日本に気がつき急いで弁解しようと試みるが日本の誤解は解けなさそうだった。
何を言っても「いいと思うよ僕は、うん。二人のね、関係は。」
としか言わなかった。
誤解が解けたのはそれから数時間後だった。
しかし、見られたのが日本で良かった。アメリカなどだったら一生の笑いものにされていただろう。
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