テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
今日は雨雨は正直好きじゃない。じめじめしてて
気分が下がるし、起きる気力も無くなる。
━━━━━━━━━━━━━━━
【朝 魔法舎:オーエンの部屋】
「…はぁ…。」
ちょっと頭が痛い。軽い偏頭痛だろう
魔法で直せればいいのに、って思う。
「…」
甘いものでも食べたら治るかな?
食欲がないな。
何か食べなくても吐きそうだけど…
「…まあいいや」
*ベットに腰掛ける*
動く気力もない。ミスラとかと喧嘩したら
……きっと死ぬんだろうな。
ま、どうせ死ぬのはわかってるけど
「…だるい…。」
*ベットから降りてドアノブに手を掛ける*
「カインには会いたくないな。調子が狂う」
【朝 魔法舎:食堂】
*少しふらつきながら食堂に着く。*
よかった、誰もいない。
*安堵して、キッチンに向かう*
「…ネロ。」
*ネロの背後に周り驚かす*
「オーエンか…!?なんだ…びっくりした…」
もっと僕のことを怖がっていいのに。
つまんないの
「……クリーム。」
「お、おう。クリームね」
*オーエンがキッチンから立ち去ると、
ネロはため息を着く*
「…殺されるかと思った。」
*独り言を言って、クリームを作り始める*
━━━━━━━━━━━━━━━
「はあ…」
*オーエンはわざとらしく大きなため息を着いて ドカッ と椅子に座る*
今日はいつもより静か?
いや、雨がうるさすぎるだけ。
みんなの声が聞こえない気がする
この時間は、若い魔法使いたちほとんどが外で遊んでいるはずだ。
いつもなら耳障りなはずなのに
何故かないと変な気持ちになる
自分だけ置いてかれているような。
*静かに1つ舌打ちを残す*
「ちっ…馬鹿らしい」
*ネロがクリームたっぷりのボウルをもってくる*
「はい、おまち。」
* バッ とボウルと乱暴に受け取る*
「ふん、まあまあ。」
「まだ食べてないだろ…?」
*と言ってネロはキッチンに戻っていく
その背中にはどこか楽しげな様子があった*
なにかの試作品を作ってるんだ、きっと
そのうちリケやシノたちに
配りに行くんだろう
気づいたら、誰かの足音がした
*そーっと後ろを振り返る*
「…っ。カイン…」
「オーエン、居たんだな!おはよう」
よりによってもこいつ。
調子が狂うし、うざい。
「騎士様、遅かったね?寝坊でもしたの」
*緊張を振り払うように皮肉をぶつける*
「朝から嫌味か?今日は何も無いから寝てただけだ」
「ふうん。あっそ」
「聞いてきたのにその態度か…。」
*カインはオーエンの正面の席に座る*
…ドコッ
「いったた。どうして蹴るんだ、オーエン」
「なんでわざわざ正面に座るわけ?」
「別にいいだろ?」
*カインは席を立ちキッチンに向かう*
嫌な奴。
━━━━━━━━━━━━━━━
しばらくしてカインが戻ってきて
また目の前に座ってくる
「で、さっきまで寝てたの?」
「……ああ、まあな。」
少し恥ずかしがりながらカインは答えた
「ははっ、寝坊助」
「ねぼすけ?いつもは早起きだぞ」
「…ふん」
*クリームをスプーンいっぱいによそって
口いっぱいに頬張る*
「朝からその量を食べるのか…?」
「そうだけど、文句ある?」
「胃もたれしないのか?」
「しないよ。騎士様とは違うから」
キッチンからネロが来て、料理を持ってくる。
カリカリに焼いた厚いベーコン、
みずみずしいトマトにキャベツ。
騎士様はこういうのが好きなんだ。
別に僕には関係ないけど
「二人でいるのは珍しいな、はいどうぞ」
ネロがそう言い、カインの目の前に
料理を置く。
「いただきます」
カインは美味しそうにベーコンを
食べている。作った人はさぞ幸せだろう
*クリームを食べながらカインを見つめる*
「……」
「どうしたんだ?」
「なんでもない」
「なんだか体調悪そうじゃないか?」
「…違うってば!」
「そうか、ならいいんだけど」
うるさい。どうしてこんなに
関わってくるの?
なんで僕と仲良くしようとしてくるの?
どうして僕なんかと…。
「………」
*クリームの入っていたボウルを返しに
キッチンに行く*
「これ」
「ああ、どうも」
「別に」
*そう言い残してキッチンから出ていく*
「なんかあいつフラフラしてなかったか?」
「まあ、いつもか。」
━━━━━━━━━━━━━━━