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#幽霊
凛道桜嵐 新
193
#日常
がくじゅつてき・あかげ
22,155
わーい
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指定の日。
俺と千歳(女子中学生のすがた)は斎野神社に訪れ、佐和さんに社務所の客間に通してもらった。そして、九さんに深山さんを紹介された。
「九に頼まれて参りましたわ。事情は聞いておりますが、あなた達の口からもきちんと話してほしいんですのよ」
深山さんもきれいな女性で、九さんと違って少し垂れ目、あと……こんなふうな目で見るのはあれだけど、本当にあれなんだけど、その……すごく! 爆乳爆尻で……すごい!
俺と千歳は深山さんに「今日はよろしくお願いします」と頭を下げた。それから九さんに話を促された。
「深山にはな、お前たちの距離が近いことは話してあるが、もう少しお前たちの口から説明してくれんか」
千歳と俺の距離感を第三者に話すのはかなり気まずかったが、隠しても解呪がうまく行かなさそうだ。深山さんに謝りながら、千歳と二人で膝乗りと風呂と一緒に寝てることについて説明したら、深山さんにはキレられてしまった。
「あなたがた、なんでそんなにベッタベタしてるんですの!!」
「す、すみません……」
『ご、ごめん……』
俺と千歳は身を縮めた。深山さんは唸った。
「ちょっと待ってくださいまし……わたくし、そこの怨霊と同衾したり、混浴したりしなきゃいけなくなりますわよ!」
『わ、ワシ、ちっちゃい子供の格好で風呂とか入ってるから……あと、巻き付いて寝てるのはおばけの格好だし……』
千歳はビビって言い訳した。深山さんは「格好の問題じゃありませんのよ!」とまたキレた。
「九! あなた話聞いてたんでしょう! もっと事前に具体的に教えといてくれてもよかったんじゃありませんこと!?」
「いや、すまん……」
九さんも小さくなった。
「本当にもう……」
深山さんはため息を付いた。
「九。あなたが買ってるのは、そこの和泉の方でしたわね?」
「う、うむ」
九さんは頷いた。
「和泉豊。あなた、少しこっちにいらっしゃい」
深山さんは立ち上がり、俺を手招きした。
「ちょっとあなただけ、別の場所で話を聞かせなさい。水香さん、あっちの部屋借りますわよ!」
深山さんは客間のそばで控えてくれていた佐和さんに声をかけ、近くの和室に向かいながらまた俺を手招きした。俺は戸惑いながら深山さんについて行った。
深山さんは俺を和室に入れた後、ふすまをぴしゃんと閉めた。そして大きくため息をついて、俺を睨んだ。
「和泉豊。真剣に聞きますわよ、正直に答えなさい」
「は、はい」
「あなた、あの怨霊と、まさか交合はしていないでしょうね?」
こうごう? こうごう……交合……え、セックス!?
コメント
1件
あら、深山さん、すごく気合い入ってますね……!「格好の問題じゃありませんのよ!」って、もう完全に正論で笑っちゃいました。九さんが小さくなって謝ってるのも可愛い(笑)。そしてラストの「交合」の畳みかけ、一気に空気が変わってドキドキしました。この距離感、確かに説明しづらいですよね……千歳ちゃんの言い訳も切実で、思わず応援したくなりました。次が気になります!