TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

『  この恋は、2月14日に完成する 。』

一覧ページ

「『  この恋は、2月14日に完成する 。』」のメインビジュアル

『 この恋は、2月14日に完成する 。』

2 - 『バレンタインまであと8日。』

♥

527

2026年02月06日

シェアするシェアする
報告する

『バレンタインデーまであと8日』



tg視点


教室が、朝から妙に浮ついている。


「今年さ、手作り派?」

「屋上で渡すとかエモくない?」


そんな会話が飛び交う中、

俺――ちぐさは、机に突っ伏していた。


(……俺、言っちゃったんだよな)


昨日の放課後。

何でもないふりをして。

『ぷりちゃん、バレンタインの日って……あいてる?』

あれ、どう考えても。

どう見ても。


(期待させる言い方だったよね……)


心臓がきゅっと縮む。


一方その頃。


「……無理」


ぷりっつは、ノートを開いたまま固まっていた。


(あかん、何回思い出してもあかん)


ちぐから聞かれた、あの一言。

バレンタインの日、あいてるかどうか。


(それ聞くってことは……そういうことやろ?)


自分に言い聞かせるように、

でも期待しすぎないように、

必死でブレーキをかける。


「ぷりっつ、今日静かやな」

「……考え事や」

(ちぐのことやけど)


もちろん、言えるわけもない。


昼休み。

購買帰りの廊下で。


「ぷりちゃん!」

「お、おう」


名前を呼ばれただけで、

胸が跳ねるのを止められない。



放課後。

ちぐは一人、スマホと睨めっこしていた。


「……バレンタイン チョコ 意味……」


本命チョコ。

ハート型。

手作り。

メッセージカード。

「……重いかな」

でも。

(ぷりちゃんには……ちゃんとしたの、渡したい)

屋上。

1話で決めた、あの場所。


(チョコ、渡すだけでいい。

気持ちは……そのあとでいい)


同じ頃、ぷりっつは空を見上げていた。


(もらえるか分からん。

でも……)


「……期待してまうやろ」


小さく笑って、ため息。


ーーバレンタインまで、あと8日ーー









♡>>>>500

『 この恋は、2月14日に完成する 。』

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

527

コメント

8

ユーザー

あ、あ、あ… なんか!どっちも!可愛い!(?) 続きが楽しみすぎる…😇

ユーザー

楽しみしてましたぁっ! 両片思いなんだなぁ ... 🎀 💕 あと 8 日 .. 私も待てないです 、、

ユーザー

両片思い..!✨️  ((はよ付き合ってしまえ〜っ!))

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚