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「……え?」
一瞬、言葉を理解できない。
「じょ、冗談だよね?」
笑おうとするけど声が震える。
「……本気なら、ちゃんと理由聞かせて」
逃げたいのに逃げない。
「……そうか」
短く息を吐く。
「感情的な言葉だと信じたいが」
視線を逸らし
「理由を説明しろ。それ次第だ」
理性で必死に立っている。
「……は?」
一瞬で空気が冷える。
「軽い気持ちで言ってんじゃねぇよな」
強く睨んだあと
「……本気なら、俺様も考える」
怒りと傷が混じる。
「……その言葉の意味、理解しておりますか」
声が低い。
「簡単に口にするものではありません」
少し間を置いて
「……真意を、お聞かせください」
静かな圧。
「……は?」
眉をひそめる。
「意味分かって言ってんのか、それ」
強気に返すけど
「……冗談なら、今すぐ訂正しろ」
本気で傷ついてる。
「……それ、本心?」
一瞬、笑みが消える。
「言葉ってのは戻らないんだぜ」
目を逸らして
「……嫌いなら、理由くらい聞かせてくれ」
大人だからこそ痛い。
「……え?」
固まる。
「ちょ、待ってよ」
声が低くなる。
「俺、何かしたか?」
真正面から受け止めに来る。
「……そう」
静かに笑うけど、目が冷たい。
「言葉って、面白いね」
少し距離を取って
「……後悔しないなら、いいよ」
重さが残る。
「……それは、冗談でも言わん方がいいある」
腕を組む。
「本気なら、理由を言うね」
ため息混じりに
「……簡単に嫌い言うほど、子供じゃないだろ」
年長者の叱責。
「……そうなんだ」
声が静かすぎる。
「じゃあ、無理に話さない」
一拍置いて
「……でも、少しは傷ついたよ」
後から効くタイプ。
「……はぁ!?」
すぐキレる。
「ふざけんなよ!」
でも途中で黙って
「……本気で言ってんなら、理由言え」
感情が直球。
「……それ、ほんまか?」
声が低くなる。
「簡単に言う言葉ちゃうやろ」
じっと見て
「……冗談なら、今、訂正せぇ」
優しい分、重い。
「……嫌い、か」
一瞬だけ目を伏せる。
「それ、覚悟して言うたんやな」
静かに距離を取って
「……理由、聞かせて」
大人の痛み。