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おめでとう〜🍾(๑و>o<)وうおぉう❤🔥 俺好み✨だし、結婚指輪💍用意してるし、羅依の妖艶でゾクっとするプロポーズ返しの横暴King降臨🫠🤤🤩だけどよよ、よ、え〜っ!お父さん来てるの?😭 羅依ほんとどこまで上を行くのよぉ😭お父さん少しでも見てってぇ〜あのロスのダンスを…お母さんと一緒に…😭 あ、忘れるとこだった!ちょっと〜(((*≧艸≦)ププッ香サン!今晩はショッキングピンクのピチピチじゃなくてタイトなミニワンピ?ブレないね〜👏動くなって言われたのに出禁です(*-ω-)ノ" サラバナリー♪
ざわめきではなく、どよめきと言う方が合っているだろうか…揺れた空気に全身が包まれて緊張すると、兄が私に触れるほどピタリと隣に並んで立つ。
そして緒方先生が動いたと思えば、私に背を向けてギャラリーをゆっくりと見渡しているようだ。
そして、再び静寂が広がる空間に羅依の声が落とされた。
「才花、そこを動くな。他もだ…俺が降りるまでその場を動くな」
冷たい声を落とした羅依が窓に背を向けると
「動いたら出禁」
タクが一言付け加えてから消えた。
降りてくるのか…ここへ。
皆がキョロキョロするのが分かるけど、私はどこを見ればいいのだろう…と……
「才花さんっ、ダメですよ、ダメダメ…」
と聞こえて、タイトなミニワンピース姿の香さんが私の方に来た。
「営業妨害だよ、帰ろう」
彼女の手が私に伸びた時
「才花に触んな」
兄がその手を払い落とす。
同時に現れた黒服二人が、香さんの両サイドから肘を持つと
「何よっ?」
「出禁です。入口までお送りします」
「何で?営業妨害しているのはあっちよ?」
「うちの営業方針に従えないのはアナタです」
と連行する様子を見ていると、別方向の人がざわっとして人が左右に割れた。
もちろんその先にいるのは羅依で、彼のために開けられた道を真っ直ぐ歩いて来ると思えば、一歩脇にそれてDJブースの人に何かを渡したようだ。
それから再びゆっくりと長い足を私の方へ繰り出す羅依は、それだけでこの場を制し魅了する妖艶さがある。
すぐ後ろのタクは薄く笑っていて、何となく彼が言う‘昔ヤンチャしてた頃’のポジションを見ている気になった。
羅依が静かに私の正面に立つと、兄と緒方先生は私の20センチほど隣に、タクは私の後ろに立つ。
「才花」
無表情と冷たい声のままで私の名前を口にした羅依は
「俺の上を行くなよ…全て俺好みだがな」
そう言いながら右手を私の首に添えて親指で頬を撫でる。
そしてポケットから小さな箱を出すと、何も言わないままリングを取り出し
「今日、新しい名前をやる」
私の左手薬指にそれを通した。
「ありが…」
その私の左手を強く握りしめ、反対の手で顎を掬った羅依の唇が重なるだけでなく舌が口内に滑り込む。
なんて男だ…ここで横暴King降臨か…
「羅依、ガード限界です」
とても冷静な兄の声が耳に届くと、ゆっくりと羅依の唇が離れ…チュッ…もう一度軽く重なる。
そして親指で私の唇をなぞりながら
「あと4分余り、頑張れるか?」
と私の様子を窺う。
「4分余り…?まだ1曲見たいの?」
その私と羅依のやり取りに応えたのはギャラリーで、大歓声が私達を包む。
羅依は私を抱きしめると耳元で囁いた。
「ロスのダンス、思い出せ」
「ロス…ちょっと待って…頭でこう…」
「振り付け思い出せるか?」
「…うん、いける…お父さん?」
「ああ…俺が呼んだ。話はあとだ。小松さんには会えないがいいな?」
「いいよ、大丈夫。上?」
「ああ」
「うん、やる…やっぱり羅依が私の上を行くんだね」
「そうか?」
羅依は私の額にゆっくりと唇をつけたあと
「下がる」
兄たちに告げてからブースに向かって手を上げた。