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螺旋の鉤だ。

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螺旋の鉤だ。

13 - 第13話16呪われた者は皆、私を殺そうとするのだ。

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2022年10月15日

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私にとっての地獄とは、この世で最も美しく輝く宝石。

だがそれ故に、価値の無い者にとっては呪いの武器となる。

呪われた者は皆、私を殺そうとするのだ。

それは私が罪深いからなのか? それとも私が存在する事が罪だからなのか? 私の存在は……罪悪そのものだというのか? ならば何故私は存在する? 私は何のために存在している? 解らない。何もかもが判らなくなった。

ただ一つだけ確かな事は、私の存在が全ての者に災厄をもたらすという事だけだ。

そんな私が望むものは全て滅びる事のみ。

全てを滅ぼす事でしか救えない存在があるのだとしても、俺はあえてこう言おう。

この世界に生きる全ての者達よ、俺を信じてくれ! お前達の為ならば俺は喜んで死を受け入れよう!! だからどうか……頼むから……信じて欲しい。

そうすればきっと、世界を救う事が出来るはずだ。

お前達と共に歩む未来を創る事が出来るはずなんだ。

今こそ立ち上がる時だ。

さあ共に行こう。

共に歩もう。

俺達が真の世界平和を実現する為に。

「これが本当の意味での『愛の革命』さ」

愛と憎しみは表裏一体。

どちらも同じものだよ。

「君の愛なんて所詮はその程度なのか?」

そうやって君はまた僕から逃げるのか?

「君を愛していたよ」

「お前なんかに俺の心は分からない!!」

「大丈夫だって!きっとなんとかなる!」

「あんたみたいな人が一番嫌いなんだよ!!!」

「おめぇにゃ分からねぇよ……」

「この気持ちは誰にも分かんねーよ……ッ!」

「ごめんなさい。あなたのこと好きじゃないわ」

「僕はもう疲れました……」

「お前らはいつもそうだ!」

「どうして僕だけがこんな目に?」

「ああぁあ!誰か助けてくれぇえ!!」

「そんなことするわけないだろう」

「死にたいのか?」

「やめてよぉおお!!怖いぃい!!!」

「俺に近づくんじゃねぇ!」

「うわあああああん!!ママァアアーーッ!!」

「この化け物め!」

「殺してやる……」

「さようなら」

「お幸せにね♪」

「近寄るな!来るな!」

「お前なんて生まれてこなければよかったんだよ!」

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