「うまぁ〜!」
「紫音のお金で食べるごはんうまぁ、」
「そりゃよかったですね、、、💢」
「というか、お前ほんとそれ好きだよな」
「だって美味しくない?味噌ラーメン」
「お前の場合はただの味噌ラーメンじゃなくて
激辛味噌ラーメンだろうが!」
「というか、カルミアの定食、、無駄に美味いんだよな、、」
「わかる、、流石政府御用達の組織なだけある、、」
「おい」
「!、、はい?」
「そこ、邪魔なんだけど」
「邪魔って俺たちここに座って飯食ってんだけど?」
「いや?紫音はいいんだよ。ダメなのはお前だよ!」
ガッ
強く座っていたイスを蹴られた。
すると蹴られたことによって響いた音と怒鳴り声でこちらに一気に注目が集まった。
「Ωのくせにいっちょまえにすわってるんじゃねぇよ!💢」
あー、またか、、
『カルミア』では非合法人体実験によって人外的な能力を持った被検体達が所属する政府の支援を受けている組織だ。被検体達にはそれぞれランクが存在し、FランクからSランクまである。僕はΩだからαの紫音のバディを組んでいる。このようなバディは普通、Ωが足を引っ張り、αがどれだけ優秀でもランクが上がらないバディが存在する。そのためマスターがバディを解散させてどちらかが這い上がれるように単独で任務を行うのが普通だ。そのため足を引っ張る出来損ないのΩは忌み嫌われる。
僕はバディは解散していないためかΩからもαからも妬み、嫉妬という感情をぶつけられる。
「ただでさえ紫音のお荷物なのにカルミアの食堂でご飯食べるとか、お前、Ωなのわすれたのか?」
「まさかあれか?お偉いさんのものでもくわえてA+まで登り詰めたとか?やらしー笑」
「お前らいい加減にしろよ」
その瞬間柊斗のことをからかっていた男二人組は氷漬けにされた。
「なんだこれ、!!おい!紫音!離せよ!💢」
「あ、財布貰ってくわ〜笑ちょうど誰かさんに奢らされちゃって金欠だったからさぁ。」
「なぁ、あれ、」
「おれ、初めて見たかも、」
「紫音さんの能力、、」
「行くぞ柊斗」
「あ、!ちょっと、!」
「、ごめんね、柊斗。僕が食堂で食べたいって我儘いったせいで、」
「柊斗が謝ることじゃないだろ。俺らはA+バディだし、食堂にいてもいいだろ。」
カルミアの施設内にある食堂はCランク以上の人しか使用できないのだ。
「でも、僕のせいで紫音に迷惑かけちゃったし」
べちっ
「いたぁ?!何?!急にデコピンなんかして!」
「お前が馬鹿すぎるのが悪い」
「はー?紫音より筆記試験の成績いいんですけどー?」
「俺の方が実技試験の成績いいもんねーだ」
「ほとんど大差ないだろ!」
「ありますぅー」
「ぷっ、あははっ笑」
「ははっ、笑」
「これからもよろしくね紫音」
「こちらこそ」
「でも、、、」
「今度からヒートの時勝手に入ってきたら
○すから」
「ハイ」
「マスター、また霧谷 紫音が、!」
「分かってるよ。」
「でも、彼は柊斗を守ってくれたからね。
お仕置するのはあの二人だよ」
「あの二人って、天崎 柊斗を刺激した
Bランクのバディですか!?」
「あぁ、今すぐ連れてきて」
「わ、分かりました、」
「そういえば最近あの二人見てないね」
「柊斗のこといじめてきたし結果オーライじゃないか?」
「でも、へやもなくなってるし、どうしたんだろ、、、」
「安心して、君の子供は、、ちゃんと生きてるから、、」
「マスター、次の仕事が」
「今行くよ。」
「バイバイ、雅、、」
次回
やっと任務します。
あと、マスターのイケメン具合と柊斗と紫音の過去がちらりんちょします
コメント
1件
くわえたというのはいわゆる ふぇr(((殴