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──『ジークフリート殿下。貴方が王位継承権に固執しても仕方ありませんわ。次期国王はラインハルトと決まっているのですから、エデルブルクの政況ではなく、わたくしたちの将来を一番に考えてください』
──『ジークフリート殿下。王妃殿下のお言葉に従うのが賢明ですわ。結婚後は小さな領地を賜って、慎ましく暮らしましょう? わたくしはそれだけで、じゅうぶん幸せですから』
……これは、愛しているからこその提言よ。
すべては将来の夫となるジークフリート殿下のためで、わたくしはなにひとつ間違ってなんていないもの。
元婚約者なんかよりも、わたくしのほうがきっと、貴方を幸せにできるわ。
……それなのに、どうして。
──『ユリア。私は、君の望みを叶えてやる気はない』
どうして貴方はそんな冷然とした目で、わたくしを見るの?
──『ジークフリート殿*********
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