こんばんは、奏佑です!
今回は青桃で
『 ねこもみじ@ありがとう! 』
って子との合作作品です!
今回も後編を担当させて頂いたので
是非皆様もみじの方で前編を見てから
御覧下さい!
本編いきましょう!
※ 青桃 Rなし 微 赤黒表現有り
御本人様には一切関係御座いません。
ー
桃「 …はぁ…、 」
三月中旬、医局室で
患者のカルテを見ながらため息を吐く。
黒「 どしたないこ、ため息なんか吐いて 」
桃「 …まろどうなったかなって…、 」
黒「 あ〜…、あの子な… 」
実はあの約束をした数日後、
まろの容態が急変して急遽海外の
病院への移動が決まってしまったのだ。
黒「 …どうなんやろうな 」
「 でもないこにめっちゃ懐いとったし成功したら報告に来ると思うで 」
桃「 …そっか 」
白「 ないちゃん! 」
桃 ( ! 「 どした? 」
白「 404の患者さんの病態急変しとるって!! 」
桃「 わかった、今行く! 」
ー
バタバタとした日常が続き、
気付けばまろが居なくなってから
三度目の春を迎えていた。
ふと外を見ると既に桜が舞っていて、
地面は一面中桃色に染まっている。
桃 ( ぼーっ…、
白「 …ないちゃん、毎年この季節なると
ずっと外見てぼーっとしとるよな 」
黒「 まぁ…しゃーないやろ 」
水「 会いにも来ない、連絡もないとなると心配しちゃうよねぇ… 」
赤「 最早恋煩いでしょあれ…、 」
桃「 だ、れが…っ、!! 」
赤「 あれ、聞こえてた?w 」
水「 でも実際告白されたんでしょ? 」
桃「 いや…、まぁ… 」
「 …もしかしたらあっちで手術成功して相手見つけてるかも知れないし。 」
『 高校生の告白なんてたかが知れてる 』
そう言いかけた台詞は、
すんでのところで飲み込んだ。
黒「 なんでそうネガティブな方にばっか考えてまうかなぁ…、 」
赤「 あにきだって人のこと言えないよ 」
黒「 ゔぐ…ッ…、それはそうやけど… 」
白「 悠くんはりうちゃんに助けてもらえるからまだ大丈夫なんよ 」
「 ないちゃんにはそういう相手がおらんからな…、 」
黒「 俺がレンタル彼女したろか? 」
赤「 え、ま…ッ…、あにき、?? 」
黒「 冗談や() 」
桃「 …ふ…、wりうら顔まじ過ぎ、w 」
水「 …中庭の桜の木さ 」
「 真ん中だけ咲き始めからずっと満開だよね 」
ほとけっちのその言葉に、
全員が中庭に目を向ける。
白「 え?…あぁ、せやね 」
黒「 去年はそんなことなかったんに、不思議なこともあるもんやな 」
桃「 …お花見、したくなってきたな… 」
水「 わかる!! 」
赤「 声でか、w 」
黒「 ん、そしたら今日の昼は中庭で飯食うか 」
水「 いいの、!?でも他の患者さんのご飯とか…、 」
白「 今日くらい他の先生たちに任せても大丈夫やろ! 」
赤「 あ、俺売店で買ってかなきゃ 」
白「 俺も 」
水「 僕も 」
黒「 …俺もやな 」
桃「 じゃあ俺は先に中庭行って準備しとくね、?w 」
黒「 任した 」
桃「 任された 」
白「 なんやそれ、w 」
水「 後でねないちゃん! 」
桃「 うん、待ってるよ 」
ー
外はまだ肌寒いということもあり、
中庭は閑散としていた。
桃「 ゔ〜…、さむ… 」
「 …上着頼も 」
桃 < ごめん中庭結構寒いわ
< 俺の上着持って来てくれる、?
黒 < やっぱまだ寒いか
< りょーかい
スマホを閉じてベンチに腰を掛ける。
今日は風が強い。
沢山の桜の花びらと共に砂埃が舞う。
桃「 い”…っ…、 」
「 やば…、目に入った… 」
砂を取ろうと目を擦っていると
『 大丈夫? 』
と、上から声が降ってきた。
桃「 あ、ぇ…、 」
『 ごめん、大丈夫な訳ないか 』
『 目開けれる?目薬あるからさしてあげるよ 』
桃「 …、? 」
何処かで聞き覚えがあるような…。
『 …ほい 』
『 ティッシュもいるよな、ちょい待ち 』
桃「 …ありがとう 」
ぼやけた瞳で正面を見ると、
視界いっぱいに青色が広がった。
桃「 …え 」
『 …んふふ…ッ、w見える? 』
桃「 …まろ…、? 」
青「 せーかい 」 ( にこっ
「 ただいま、ないこ 」
桃「 お、かえり…、 」
青「 …嬉しい、?w 」
桃「 ッは、?どこが…、 」
青「 目うるうるしてるよ? 」
桃「 それは…目薬したから、で… 」
青「 強がり、w 」
「 …ねぇないこ 」
桃「 …ん…、 」
青「 約束の話。してもいい? 」
桃「 …うん 」
青「 俺なりに色々考えたんやけど 」
「 …二つ目の約束を取り消して欲しい 」
桃「 ぇ…、なんで、 」
そう聞くと、眉を八の字にして
申し訳なさそうに理由を語り始めた。
青「 …ないこは、小さい頃から病院にいた俺を…患者をサポートするのが仕事やって言ってた。 」
「 今のままだと、サポートの一環で俺と付き合うって感じになってまうんやないかな…って 」
桃「 …うん、 」
青「 だから、もっとないこに俺のこと知って欲しい。 」
「 …もう少しだけ、ないこの時間俺にくれる? 」
少し、その発言に腹が立った。
この期に及んでそんなことを言うのかと。
桃「 っ…あのさぁ…、 」 ( ぐいっ
青「 おわ…っ…、!? 」
桃「 俺は、もうとっくに覚悟決まってんだけど…、? 」
青「 へ…、どういう… 」
桃 ( ちゅっ「 …気付けばーか…、/ 」
ー
後日、同じく病院の先生となった
まろに振り回されるのは また別のお話。
ー
…はい、約2800文字お疲れ様でした!
終わり方が謎…はもういつもなので
触れません(?)
もみじが投稿いつまででも
待ってくれるって言うから
お言葉に甘えました …、(
合作ありがと!
いつもこんな感じのお話書かないから
時間はかかったけど新鮮で楽しかった、w
また機会あったらやろーぜ!
ということで、それじゃあまた次の投稿で
お会いしましょう!
コメント
9件
そーくんの珍しいほのぼの見れてまじ嬉しい😽︎💞 やっぱ神と神が合作すると神作ができるってホントだね😘 最高の話をありがとう、!
今すぐに携帯振り回したい(?) 大好きな2人の合作の時点で神なのにもっと神になったわ... そーくんには珍しくほのぼのだからこっちも新鮮w やっぱハピエン神だな
合作ありがとうございましたっ! ちょっと神すぎ、どうしようっ、!!( やっば後編で神にしてくれるって信じてたよ、!!(( 前編の要素含めつつ全員居る+めちゃエモいはやばいって、✨✨ ほんとに語彙力ないけど寝る前にこんないいの見れてよかった😭💕💕 明日はきっといいことあるな、多分( また機会があればぜひぜひっ!🙌🏻︎💕