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びっくりした...レイ様があーるけい書くかと思った...(開いたらでてきた!)
あれ、目から湖が、、、
レイだよ!今回も彰冬をかいていくよ!まぁ、あーる系ではないけどねww
二人が事故にあう話だから暗いです。それでもいいよー!って人は進んでね
冬弥視点
今日は俺達と遠野達と練習の予定だ。俺と彰人は今いつもの公園に向かっているところだ。
ようやく期末試験が終わって久々の練習だから、横の彰人が楽しそうにしている。
「楽しそうだな、彰人。」
「おぅ、久々に練習が出来るからな。」
「それはそうだか、赤点は取らないでくれ。」
「わ、わかってるって!」
そんなくだらない話をしながら。信号を待ちながら。青信号になって渡ろうとした、そのときだった。
「ツ!冬弥!危ねぇ!!」
彰人がそういうまで信号無視をした車に俺は気づかなかった。
「…え?」
俺は怖くてここを動けなかった。もうここで俺は死ぬんだなと少し馬鹿なことを考えていた、
**ドン!**という音がした。でも、痛みはそんなにしなかった。目を恐る恐る開くと彰人が俺を庇っていた。
「彰人!!」
俺は彰人の方へと向かった。
彰人視点
車が冬弥の方に向かってきたときには俺の体はもう動いていた。怖くないとは言い切れないけど、目の前で冬弥が死ぬ方がもっと怖かった。
**ドン!**という音がして痛みが襲ってきたけど、まあいいかと思っていたら自然と俺の体は前に倒れていった。
「彰人!」
という声がした。あ、冬弥か。冬弥の方を見ると少しだけ怪我をしていた。守れてねぇじゃん、オレ。だせぇw今気づいたが冬弥は目から涙を流していた。そんなに痛かったんだろうか。大丈夫か、と声をかけたかったが、声がでてこなかった。それにびっくりしていたら、オレの意識はブラックアウトしていった。
冬弥視点
彰人が救急車で運ばれていく。そのときには彰人の意識は無くて、気づいたら、俺も病院にいた。ふとドアの外にいるであろう看護師さん達の声がしてきた。
「東雲さん臓器がまずいらしいわね」
「誰かに移植してもらわないといきれないなんて、若いのにね…」
それを聞いてびっくりした。俺のせいで彰人はいきられないなんて、そして、女の人達の声がした。
「彰人が、死んじゃうんですか!?
どうして!?」
「そんな…。東雲くん…。」
白石と小豆沢だった。練習にこない俺たちを心配して、電話を掛けたらこうなった、なんて最悪だな。スマホを手にとって俺は検索をした。
G 臓器 移植 🔍️
検索するともし自分が死んだときに、その手帳があって、移植するとかいてあったら、臓器が必要な人に届くらしい。ただ、親の許可が必要らしい。でも、親に提供する…なんていったら反対されそうだな。でも、こうするしかないよな…。
彰人視点
目が覚めた。こはねや杏、絵名も泣いていた。話を聞くとオレは二週間眠っていたらしい。オレも安心した、でも見舞いに来てくれた司センパイは、一度泣き止んだがオレの後ろを見て泣き崩れた。オレも後ろを見てみると移植者の名前がかいてあった。そこには、**青柳 冬弥、**とかかれていた。
誰もいなくなった病室で、オレはセカイにいくことにした。
ストリートのセカイ
そこにいくと、マイクが消えていて、セカイにはいつもはしゃぎ声や歌っている声がするのに今日は全くしない。いつものカフェにいくと、ルカさんがいなかった。
「ルカさんは?」
失礼かとは思ったが聞いてみると、
「いないよ」
とミクがいった。ミクがいうには想いの持ち主(?)から生まれたバーチャルシンガーはその持ち主がいなくなるとそのバーチャルシンガーもいなくなるらしい。
「まあ、彰人くんが生きてくれてよかったわ。」
とMEIKOさんがいった。どうゆう意味なのかはわからなかった。
「これ、冬弥くんからよ。他の人へもかいてあるから、彰人くんが回して頂戴。」
そこには冬弥が書いたであろう手紙があった。遺書、といった方がいいだろう。
セカイから戻ってきて、ベットに座りながら、それを読み始めた。
冬弥の遺書
彰人へ守ってくれてありがとう。だが助けてくれた命を無駄にした、とは思わないで欲しい。俺のせいで彰人は目覚めなくて俺だけ生きるのは辛いから。最後まで我が儘を言うのは最低だな。お前達なら俺がいなくてもきっとRAD WEEKENDを超すことができると思う。がんばってくれ。
他にも両親に親不孝で御免とか、杏達、司センパイや草薙にも書かれていた。所々滲んでいた。泣きながら書いたのだろうか。そう思うと、冬弥らしいな、と思う。封筒の底から冬弥がいつもつけているネックレスがでてきて、そこには、彰人が使ってくれ、とかいてあった。
「ありがとな、冬弥。お前がつないでくれたからがんばるわ。」
オレの目から流れる涙はなかなか止まらなかった。
冬弥視点
ドナー手帳にかいてある自分の名前と親の名前。親の名前は自分で書いたし、判子も買ったものを自分で押した。
「あ、遺書でも書いておくか…」
便箋を取り出して書き始める。
「えっと…彰人へ守ってくれてありがとう。だが助けてくれた命を無駄にした、とは思わないでくれ。っと…よしあとは父さんと司先輩と…」
いつの間にか俺の目からは涙が流れていた。死にたくない訳でもないのに。でも、皆とRAD WEEKENDを越えたいと思ってしまった。そう思いながら、俺はセカイへと向かった。
ストリートのセカイ
「あ、冬弥だ!!いらっしゃい!!ってどうしたの!?また彰人と喧嘩したの?」
レンが心配そうに俺を見る。
「あぁ、大丈夫だ。それよりMEIKOさんはいるか?」
「うん!いるよ!」
カフェに入ってMEIKOさんにこの手紙を渡した。それを受け取ったMEIKOさんは悲しそうな表情をしていたが受け取ってくれた。そうしたら、ルカさんが、
「さーてと!私も行かなきゃな!」
っと言ってでていった。
セカイから戻って、病院の屋上い行く。
「じゃあな、皆。」
そういって俺は飛び降りた。
以上です!いつの間にか書いてる途中で泣きそうになっていた。ばいばい!