テラーノベル
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「そなたは特別だからな」
「…■に■■し…人間だからのう」
「…身の回りの人物に注意か…」
「…ってなると…恋路 桃寧…?…いや…そんなことあるか…いやでもな…」
「…神社の主とかもありえるだろーし」
「…あと先生とかか?」
「でも…1番の候補は恋路 桃寧か…?」
(夜道を歩きながらしばらく考える)
「…明日…問い詰めてみるか」
(ふらっと公園に寄ってみた)
「…あれ…人か…?」
「倒れてねーか…?!」
(慌てて近寄る)
「…桃乃…?」
「…嘘だろ…おい…そんなことってあんのかよ」
「…刺されたのか…?」
「…傷も深い…これじゃあ…助かんねーじゃん…」
「…なんで目の前で死ぬんだよ…」
「…俺が恋路 桃寧と話したから運命が変わって…」
「…桃乃の死が…前倒しされたのかよ」
「これじゃあ…なんの意味もねーじゃねぇかよ…ふざけんなよ…」
「…でも…分かったことがある…」
「…ぜってー…恋路 桃寧が関わってる」
(桃乃の顔にかかった髪をよけて)
「…桃乃…また俺救えなかったよ」
「…次はぜってー救うからな」
「今のうちに桃乃のスマホとか確認するか」
「手がかりがあるかもしんねー…」
(桃乃のスマホのパスワードを解く)
「…0610と」
「…なんでこのパスワードなんだよ」
「…神社に行った日で…俺の誕生日とか」
「…」
「なんなんだよ…この写真」
(文化祭で二人で撮った写真)
「…泣けてくるじゃん」
(桃乃のスマホに落ちた涙を裾で拭きながら)
「…なんなんだよ」
「…戻るか…桃乃がいねー世界なんて色の無い世界と一緒だかんな」
「ありがとな…桃乃」
(そっと桃乃の頭を撫で)
「…じゃーな」
(歩道橋から落ちる)
「っと…はぁはぁ…何とか…また戻ってこれたな」
コメント
1件
うわっ……冒頭から伏線がバチバチに効いてる回でしたね。主人公が「恋路桃寧が関わってる」と確信する流れ、そして桃乃のパスワード「0610=神社に行った日=俺の誕生日」の衝撃。文化祭のツーショット写真に涙が落ちるシーン、もう…。タイムリープものの「また戻ってきた」で終わる構成も、次への期待を全力で煽ってきます。色のない世界って言い切った直後にジャンプ、その決意が重い。
亡霊@男子化
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