テラーノベル
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医者「心音さんの寿命、残り僅かかと…」
「すみません、私達ではもうどうしようもなく…」
そう言われ俺の頭の中は真っ白になる
なんで?どうして?俺死ぬの?嫌だ死にたくない…活動どうしたらいいの?ちぐちゃん置いていくの?
嫌だよッ…
そんな言葉が頭の中でぐるぐると回り出す
医者が何かを喋っているが何も聞こえない
医者「何か気になることはありますか…?」
その言葉で我に返る
そうだ、気になること…聞かないと、!
心音「ぁッ…」
だが、身体が言うことを聞かない
声が喉に張り付いて言いたい事が口からでない
心音「ぁと…どれくらい、生きれますかッ…?」
やっとだした声は自分でもわかるほどに
震えていた
医者「…」
医者「本日が、山場かと…」
心音「ッ…!」
抜け殻のように俺は病院を出た
家に帰る道を歩きながら
心音(ここを歩くのも最後になるのかな…)
なんて考えてしまう
家
心音「ただいま…」
ちぐさくん「心音くんっ!おかえり!(ギュッ」
「病院どうだったの…?大丈夫?」
心音「うん、ただの疲れだって…(作笑」
ちぐさくん「ほんとにっ…?」
「何かあったら言ってね!」
心音「うん、ありがと!(作笑」
寝る前
布団に2人で入り抱き合う
いつもの事だ、でも心音は無意識に力を込めていた
心音「ねぇ、ちぐちゃん…」
ちぐさくん「ん?なに…?」
心音「俺がもし死にかけ、とか死んでしまってもさ、」
「この家の中に居させてね、(ニコッ」
ちぐさくん「ぇッ…?」
「心音くんッ…?死んじゃうのッ…?」
心音「死なないよ、もしもの話(作笑」
ちぐさくん「そっか…わかった、(ニコッ」
心音「ありがと…おやすみ(抱」
ちぐさくん「うん、おやすみ(抱」
なんかよく分からないですね、はい
さいなら
さんちゃん
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さんちゃん
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ご主人
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コメント
3件
正直に病気のことを言わない心音くんもずっとしおんくんを心配してるちぐちゃんもどっちも健気で優しくて胸が締め付けられる
うわあ…冒頭の医者の宣告、あまりにもストレートに心臓に来ました。「本日が山場」って、余白の使い方が残酷なほど効いてますね。ちぐさくんに作笑いしながら「死んでもこの家の中に居させて」って言う心音くんの願い、彼なりの精一杯の優しさと寂しさが滲んでて切なかったです…。おやすみの抱擁ひとつひとつに重みがある。まだ1話とは思えない情緒の密度でした。続きがすごく気になります。