5話「看病」
頭にひんやりとしたものが触れ、俺は目を覚ました。
R「ん”…?」
Z「あ、おはよ、ロボロ。調子はどうや?」
R「頭ガンガンするし喉も痛いし…
あとすげぇだるいわ…」
起きたらそこにはゾムがいた。
俺が寝てしまってから来たのだろう。
まだ服に外の香りが付いていた。
Z「ふ〜ん…吐き気はするか?」
R「ちょっとだけ…」
Z「少し落ち着いたら病院行こうと思ってるから」
R「ん…」
Z「学校終わったら大先生達も来るって言っとったで?」
R「別にええのに…」
Z「皆ロボロが心配なんやろ」
R「それは…申し訳ないな…」
Z「?心配すんのは当たり前やろ?仲間なんやから」
R「…笑 ありがとう。そう言われんの…嬉しいわ…」
Z「これからも何度も言ったるわ!やから、まずは風邪治さな」
R「うん…」
ああ、温かい。
俺はええ仲間に出会えたんやな…
…あー、死にたくないなぁ…っ笑
もっと、こいつらといたいなぁ…笑
…ロ …ボロッ…
ロボロ!!
R「っ!…ゾム?」
U「ちゃうわ」
Z「大先生達来たで」
C「ロボロ〜!大丈夫なんか!?」
S「チーノ声でかい」
C「ぁいだっ」
R「…」
何でこいつらがここにおんねや?
まだ学校終わってないやろ…
K「何やその顔は!!見舞いに来たんやぞ〜!!??」
うっわ、こいつ声でっっかぁ…
R「今、何時…?」
T「もう、昼の1時やで?」
E「今日学校半日だったんですよ、やから学校終わりに来ました!」
窓の外を見ると確かに太陽は真上に登っていた。
S「あ、俺風邪薬持ってきたんすよ」
T「ナイスか?」
R「せや、病院…」
俺は急いで起き上がろうとしたがすぐ止められてしまった。
Z「あー!お前その調子じゃ病院まで行けれんやろ?それにショッピが風邪薬持って来てくれたみたいやし、取り敢えずそれ飲んで様子見ようや」
S「そうっすよ?」
R「俺は平気やで、?」
流石に病院行かんのはまずいんちゃう?
確かにちょっとフラフラするけど…
C「無理せんといて…?」
心配そうに俺を見るチーノ。
いっつもそんな顔せんやろお前
T「そうや!平気なフリはええねん!!」
R「フリやないし…ゴホッ」
U「ほらまだ咳出とるやん!寝ときって!」
そう言いながら俺を寝転ばせる。
俺の視界にはまた天井が映る。
R「また病室は…いやや…」
遠ざかる意識の中で小さく呟いていた。
E「”また”…?」
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝♡150
コメント
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ウォォォォォォォォォォォ!!つ、ついに言うのか…?言うのか?!
待ってたーーーー!!! 主様お疲れ様です🍵 最後の言葉気になりますね💭