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君のいない冷たい冬

第3話 - 三章クリスマス

2025年12月14日

#死別

#友情？

#愛情

#実話が元の、ほぼノンフィクション

名無し海月

クリスマスイブ。

今までの僕は特に何も感じなかっただろう嬉しさや暖かさが込み上げてきた。

いつも通り彼女に連絡する。

けれど、少しおかしい、いつもより返信が遅い。朝におはようというスタンプだけ来て、そのまま何も連絡がなかったのだ。

少し切なかった。今頃好きな人とデートでもしているんだろうか。なんてことを考えながら眠りにつき、クリスマスを迎えた。

朝、彼女から連絡が来た。

おはようというスタンプと、連絡ができなかったことの謝罪。

そのあと少し話して、詳しいことはわからなかったけど、昨日のクリスマスイブで苦しいことがあったらしい。もしかして、好きな人に振られたんだろうか。なんて考えていると彼女は、また返信遅くなったりするかも、ごめんねと言った。僕は少し悲しかったものの、大丈夫だよ！と返した。その後クリスマス会の写真を送って、少し話した。

だけど、クリスマス会という場所にいる以上、長時間連絡をとりあうのは、この場にいる人達から白い目で見られるだろう。それに彼女にもなにかすることがあるのかもしれない。

そんなわけで、今日は早めに連絡が終わった。