テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
411
8.本音の夜
「逃げんなって」『逃げてない』
「嘘」
壁に追い込まれる。
「なんでそんな顔すんの」
『…知らない』
「知ってるくせに」
近い。逃げ場がない。
『…怖いんだよ』
「何が」
『お前のこと、すきなの』
空気が止まる。
コメント
1件
ああ、いい……これめちゃくちゃ好きです。短いのに、二人の間に張り詰めた空気とか、言葉の裏にある感情がひしひし伝わってきました。「逃げんなって」から始まる距離感の詰め方が絶妙で、最後の告白で一気に核心に触れる。ドキドキしました。ゆずなさんのこの「間」の使い方、やっぱり上手いなあって改めて思いました。続きが気になります!