今日は神々廻さんと大佛さんの仕事の見学
ほんとに何もすること無かった。大佛さんは
大きな丸いノコギリで殺して、神々廻さんは
ハンマーで殴っ て数分で片ずいた。そんな早く殺されたら ターゲットが可哀想に見 えてくる。
ほんとに強いコンビだ
2人が終わったら私がフローター呼んだ。
神々廻さんには”見学だけてええのに”って
言われたけど何もしないのは性にあわないから
フローターだけ呼んだ、それ以外する事が 無い
「今回は早く終わったから後もう1件行くで〜」
休憩していた私と大佛さんに向けて神々廻さんが言ってきた。大佛さんは嫌そうだったが
お菓子につられてすぐ乗る気になった。
先程の組に比べれば強い方だったが頭を潰したらすぐ情報吐いて命乞いしてきた
もちろん情報貰うだけ貰って皆殺しにした。
そんな時大佛さんが殺した人の血が神々廻さんの髪に当たりそうになって反射的に手で塞いでしまった
「何しとるねん」
「髪に血がかかりそうだったから、つい」
「そんなのいつものことや、一々避けたり
したら疲れてまうわ」
「でも洗うのだるくない?」
「そうやけど…とりあえず手に付いた
血拭きや、ほれ 」
そう言って神々廻さんは真っ白で綺麗な
ハンカチをだしてきた。
黒スーツに血のかかった 人のポケットから
想像もしない真っ白な ハンカチが差し出された
「そんな白いの使えないよ」
「そんなのええから」
無理やりハンカチを私に押し付けて神々廻さんは残党狩りに行った。南雲と違ってその後の
余計な一言も無く去っていった。
「神々廻さんモテるだろうな〜」
「神々廻さんはモテるよ。 」
急に出てきた大佛さんが言った
「神々廻さんは優しいからモテるの。」
大佛さんが言うほど神々廻さんはモテてる
南雲と違い1人の女の子に尽くすタイプで
デートや記念日は大切にする人だろう。
なんって南雲と比べながら残党狩りに入った
神々廻さんの背中を見て考えていた。
神々廻さんと大佛さんは仕事が早く今日は
早く帰れた。だから昨日出来なかった学校に
自主退学の書類を渡しに行くことにした。
春菜と会うのちょっと気まづいから学校に
行く時間を遅くして向かうことにした
「あっ 」
ほんとに私は運がない
校門前で帰る寸前の春菜とばったり会った。
まだ2日しか経って無いのに久しぶりに感じる
お互い見つめあって数秒、体感時間は数分。
先に沈黙を破って喋ったには春菜だった
「…元気?」
うん、と曖昧な返事をしてしまった。
「手に持ってるにはさ自主退学の紙だよね」
何も言えなかった。自主退学の紙で合ってる
けどそれを言えなかった。
そうだよ。ってまた曖昧な返事をした。
今回は 声も小さかった。
「なんで?あの男に何かされたの?」
「違う…」
「じゃなんで急に退学なんかするの!」
なんって言ったらいいか分からない
いつもは息を息を吐くようにつく嘘がでない
「ごめん、言えない」
「!!なんでそれしか言わないの!!」
大きな声を上げて春菜はそう叫んだ
「友達にも言えない内容ね、それで?
逃げるつもり? 何も言わないで。都合のいい 時は友達って言ってなんなの!!」
その通りだよ
「ごめん」もうそれしか言えなかった。
それ以外何も思いつかなかった
「なんで!なんでなの?なんで反論しないの
なんで何も言わないで居なくなるの、なんで」
「…ごめん、春菜」
「もういい!二度と顔見せないで!!」
それだけ言って泣きそうな顔で次電車に跨り
春菜は遠くに行った。私も泣きそう
こんなに別れが辛いって知らなかった。
知ってたらもっと違うことが出来たのか?
などと色々考えた。
答えは出なかった、出せれなかった。
先生も迷惑になるから早く紙を渡して帰った
誰にも会いたくなくてだけど誰かに喋らない
と爆発しそうで、そんな時に目に入ったのは
オネーがやってるバーだった。看板には
“未成年でも入れる”って書いてたから入った
そこは少し暗めで小さく洋楽が流れてる。
店主であるオネーに喋りかけらてて、
支離滅裂だがさっきあったことを話した。
話してる内に泣いていて両隣に居た常連らしき
人達も一生懸命私を励ましてくれていた。
店主はそんな私に
「よく言えたね」
その一言だけ言った。一言だけなのにすごく
嬉しくてまた泣いた 。泣き疲れて眠くなって
来たとこで店主が
「そのお友達も今頃泣いてるよ、だから
お互い謝って仲直りしな」
「でももう顔見たくないって」
「そんなの売り言葉さ、本心じゃないかよ」
その本心じゃないよの言葉にも心を救われた
会計しようと財布を出したら”子供からお金取らない”って言われたのでレジ横にあった募金箱に代金を入れてお店を出た。
コメント
2件
あまりにもオネーが優しすぎる😭泣くわこんなん