TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
シェアするシェアする
報告する

start





















「君、誰?」


彼は言う。

俺はそれに応える。


rd「俺は、高校2年保健委員のらっだぁ。」

rd「君は?」

「君俺の事知らないんだ。珍しいね。」

rd「君、じゃなくてらっだぁ!君は有名なの?」

「まぁね…」

rd「それは…もっと君のこと知りたくなった!!」

rd「君の名前、教えてよ!!」


俺は君に聞いた。

君は驚いて、変な奴という顔で俺のことを見てきた。


「君に教える筋合いはないよ。」

rd「だから君、じゃなくてらっだぁね!!」

rd「まぁ名前はいいや、君の好きな物教えてよ」

「好きな物…か…」

rd「うん、好きな物、俺はこの部屋、教室にいるよりもずっといい雰囲気で心地よい風が吹いて静かでとてもいい場所。」

「…俺も好き。ここに吹く風は気持ちいい。」

rd「ッ?!そうだよね、そうだよね笑」

「なんで笑うの?」

rd「だって君が急に喋るから笑さっきまであんなに素っ気なかったのに笑笑んふふ笑」

「変な奴…」

rd「まぁまぁ笑今日はもう帰るね」

rd「じゃあね。君はまたここに来る?」

「いる…」

rd「そっか、じゃあまた。」

「じゃあね……らっだぁ」

rd「ッ!!やっと名前、呼んでくれた!」

「さっさと帰れ」

rd「じゃあね。笑」





俺は名前も知らない彼をおいて帰った。

俺は彼を放っておけなかった。






光の入らない目。

暗い顔。

何もかも諦めたようなその姿。

もう死んでもいいと思うほど薄暗い日々。

光なんてない毎日。








昔の俺にそっくりだったから。










to be continued

1週間で記憶を失う君と保健委員の俺

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

42

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚