苛められっ子は_の秘密の彼女
主人公の名前→日河かな
かな「行ってきますボソッ」
私は日河かな。一人暮らしで物静かだと自分は思ってる。
いつもと同じ日常を繰り返す日々。
あの日が来るまでは__。
その日は丁度始業式だった。
私達は高校2年生になろうとしていた。
かな「、、、、、、、、」
校長「〜〜〜〜〜〜〜、〜〜〜。〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
毎年聞く、一番長い最初の校長の挨拶。
それが終わると、クラス発表。
クラス発表で残念がる人、嬉しがる人がいた。私はどちらでもないただの無表情。
友達はいない。私は稲荷崎で、友達は別の学校に行った。
今でもカラオケに遊びにいく。
私のクラスは四組なので四組に行く。
クラスに入ると予想通り、みんな友達のところに行って、ガヤガヤと楽しんでいる。
私は黒板を見自分の席を確かめる。“に”なので真ん中あたりに席を見つけた。
そこにストンと座り、カバンを横にかけた。その時、
侑「お前、俺に話しかけてくんなよ、喧し豚」
と隣の席の子に言われた。初めて喧し豚と言われてびっくりしたが、それ以上に
私が彼をすぐに嫌いになれなかった事にビックリした。私は基本嫌いと思った瞬間
すぐに嫌いになる性格だ。そのせいか、好奇心がくすぐられる。
かな「、、いや、です」
久しぶりに学校で話した。私は学校では
素をかくしてしまう癖があるから無口なのだ。
まぁ、そのおかげで隣に座る彼が
ものすっごくびっくりした顔から
めちゃくちゃ不満そうな顔へと変形させた。
侑「嫌とかそんなンちゃうから」
かな「、、それでも私は嫌、です」
侑「、、、きもっ」
とうとうキモまで言われちゃった。、、、、結構あれだね、意外と嫌だね。
それでも私は彼を嫌いになれなかった。またまた好奇心が湧き出てきた。
かな「、、、好きなだけ言ってもらって構いません」
侑「、、きも」
私は彼を怒らせるとどうなるのか、少し気になったから怒らせることにした。
かな「私はキモくない、で、、す。あなたの方でわ?」
侑「はぁ?💢」
かな「、、、、」
侑「あっそう💢」
ふむふむ。少し分かった、彼はどうやら挑発に盛られやすい。
新たな情報ゲット。
その後、先生が来てこの一年間のイベントを
大まかに伝えた後、自由時間をくれた。
もちろん、他のクラスも。
それを伝えられた後、彼は
侑「喧し豚は俺に関わんなよ」
そう冷たく吐き捨てたあと教室を出ていった。
あぁ!もう!学校初日にこれはないやろ!!
ほんまムカつくわぁ💢
俺、宮侑は愚痴をサムに聞いてもらうためにサムの教室に向かってる。
ガチで腹立つわぁ、あいつ。、、そういや名前ってなんやっけ?
、、、、、あとでサムに聞こう。
ガラ
治「何学校初日で怒ってんねん」
侑「聞いてや!!」
角名「お、なに?侑w」
侑「そういや、あいつの名前って何?」
治「知らんやろ、特徴言わんかぎり」
侑「えっとな、、物静かでメガネかけてて、本ばっかり読んでる地味な奴」
角名「それ、日河かなちゃんね」
侑「へぇ、んであいつがめっちゃ腹立つねん!!〜〜〜〜〜」
俺はさっきの出来事を話したらサムが
治「ツムすごいな、日河さんを喋らすなんか」
角名「あの人、喋らない子って言って結構有名だよ?」
んなもん知らんわ!!
侑「んなもん知らんわ!」
心の声がそのままでてしまった。まぁええか
治「てか、さっきの話やけどそれツムが悪いやろ」
侑「はぁ!!なんでやねん!!」
サムアホすぎやろ
角名「まずそもそもの話。あの人が侑に話かけるわけないでしょ」
侑「一応や!」
治「ちょっと俺誤りに行こう」
角名「オッホホww俺も行くわw」
侑「なんでやめねん!!」
余計な事すんなや!!
そう俺は心のなかで叫んでサム達を慌てて追いかけた。
、、、私、なにかしただろうか。
やけに廊下がうるさいし。有名人でも来てるのかな?
女子軍「キャー♡」
治「、、、キョロキョロ」
侑「ギロ」
角名「、、(呆)」
治「!!」
え、なんか目があった様な気が、、、気のせいか。
私はそう思って本に視線を落とした。そしたら、
治「なーなー」
と言われ肩を少し軽く叩かれた。
驚きながらも顔を上げ本を閉じる。
治「学校初日からこいつが迷惑かてごめんな」
角名「俺も、友達がごめん」
侑「だから謝らんくていいって!」
治「うっさいわツム」
侑「なんでなん!!」
かな「、、、、、」
角名「いやー、、、ほんとにごめん」
かな「、、、、、」
角名(この人といるとなんか気まずい、、、ほんとに申し訳ないけど)
かな(うるせぇな、この人たち)
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