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月森神社__
『先ず、何年前か忘れたけど、妖怪の一味に誘拐されてね。』
「えぇッ!?いきなり過ぎませんか?」
『割と日常茶飯事だよ。妖怪の組織の方がやばかったし。そんでね、そこでは人間が居ないから酷い扱いを受けたの。』
「…..」
少女が喋っているはずなのに、部屋には沈黙が流れていく
『それで、3年前くらいかな、異能力が開花してね。それを使って逃げたの。』
「?でも何で、”裏切り者”なんですか?」
『それはね、私が守護していた”月森神社”を拠点にしての百鬼戦争の最中だったの。』
X年前__
「神社の守りを固めろ!下獣、早く結解を張れ!」
『分かってます!』
「下獣が逃げたぞ!」
「構っている暇はない!ほっておけ!」
『まぁ、それは置いといて。逃げ出した後に探偵社に入ったの。お兄が入る3か月程前。
誘拐された後、ポートマフィアには一回も行ってなかったから何があったか全然知らなかったんだよね。』
「吃驚したよ?真逆、数年前に消えた妹が居るなんて。」
『それから、社長にまた争いが始まった時のために月守神社に拠点を置いているの。
晩香堂と同じで、特殊な方法で隠されてるの。私が許可した人しか入れない仕組みよ。』
「あぁ、それで、何もない所にいきなり現れたんですね。」
『そ、んで、それが今ってわけ。』