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探偵社__


この日は大雨だった


横殴りの雨と強風で道行く人の傘の壊れる音がそこら中からする


探偵社でも憂鬱な空気が流れていた


外付けのインターホンの音が響く



『こんにちは。』



聞きなれた少女の声がする


「おやぁ、紗雪。久しぶりだね。」


『お久しぶりです。与謝野先生。』


「今日は如何したんだい?」


『”太宰”に用事がありまして。』


「おや、紗雪。来てたのかい?」


『あぁ、丁度良かった。例の事でちょっt』



その少女の声を遮る騒音がなった


探偵社のドアが、鈍い音を立てて壁にぶつかる



「全員手を挙げろ!さもなくば…」


少女が男の腕に抱えられ、後頭部に短機関銃があてられる


「辞めなッ!」


女医が叫ぶ


『ねぇ、さもなくば、何?』


「あ”ぁ”?」


『何をするのか、教えてくれない?』


少女が言い終わるより夜叉が動いた


「ガハッ!?な、何だ!何が起こったんだ!」


『ハイハイ、煩い。夜叉、気絶させといて。』


少女は、気絶した男を横目に


『後は任せるね。』


と言って奥の部屋に入っていく



「では、私も。」




探偵社は今日も平和だ


外には何時の間にか綺麗な虹が掛かっていた


最強異能力者の秘密

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